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2022年05月12日17:49

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普通列車≠各駅停車

「鈍行」って通じない!?鉄道にひそむジェネレーションギャップの言葉
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=6953373
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そらま確かに今時[鈍行]なんて表現はほぼ聞かない。我ら[鉄]ものですら普段使う機会が無いから、世間様・堅気の衆に至っては推して知るべし。其れに該当する列車自体はあるが、最早[鈍行]列車のイメージに合うような車種じゃない。
元々は[急行]の対義語として、或る意味隠語・業界用語として生まれた言葉じゃ無かったかな?その辺りは少々自信が無い。
いずれにしても[鈍行]≒[普通列車]≠[各駅停車]である。
鈍行即ち遅い。遅いと言っても駅間を走る速度自体は優等列車と比べても大差ない。では何が理由で遅くなるのか?其れは停車駅が多いから。減速→停車→発車にどうしてもロスタイムが生じる。その分通過列車に対して所要時間が伸びるのだ。

さて、普通列車≠各駅停車と述べた。訝しむ向きもあろう。普通列車は各駅停車では無いのか?と。ご指摘はごもっとも。然し普通列車とは必ずしも各駅に停まる訳じゃない。

まず[急行]列車とは何か?主要駅のみ停車し小駅は通過することで速達性を高めた列車の内、そのサービス提供に対価を求める列車である。即ち、運賃である乗車券のみでの乗車が出来ず、急行券(料金)が必要な列車である。
更にその急行列車を細分化し、より速く走る列車は特別急行列車とされ付帯サービス日する料金がより高くなるがその分車輌の内装も豪華になってたりする。
また、車輌設備や停車駅数、運転距離等で急行よりも格下されるものが準急行列車であるがコレは国鉄時代に急行に統合された。

急行列車には運賃の他に料金が必要となるが、其れを必要としない、乗車券のみで乗車出来る列車、其れが普通列車である。
但しコレは速達サービスへの対価を求めないと言うだけでアリ、指定席・グリーン車・寝台車などを利用する場合は普通列車と雖も指定席券・グリーン券・寝台券の購入・支払いが必要になる。
普通列車で寝台車を繋いだ列車は今は走っていないがかつては存在した。指定席車やグリーン車を繋いだ普通列車は今もある。前者の代表例はSLやまぐち号、後者の代表例は首都圏の湘南電車や横須賀総武快速電車などがある。
そう、通過駅のある快速列車は普通列車。各駅停車≠普通列車なのはこれが理由。
各駅停車列車は普通列車の一種となる。

尚この列車種別の区分けは旧国鉄〜JRの場合であり、それ以外の鉄道では必ずしもこの順位や格付けでは無かったりする。

現在コロナ騒ぎが落ち着かず遠出もままならないが落ち着いて行動制限が無くなれば![乗り鉄]を堪能したいものだ…
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