リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス
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リンダ・ロンシュタットは、ギタリストだったメキシコ系の父親とオペラ歌手志望だったというドイツ系の母親の間に生まれたちょっと珍しい血筋の持ち主らしく、1946年7月15日生まれ。
1971年には「リンダ・ロンシュタット(With オリジナル・イーグルス)」をリリース。タイトル通り 彼女のバック・バンドとして活動を共にしたのが、なんとあのイーグルス なんだから驚きだ。
でも自分はこの頃は小学生、歌謡曲しか聞いておらず
リアルタイムで リンダ・ロンシュタットを聞いたのは
「ミス・アメリカ Living In the America」(1979年)エクササイズ・ウェアを身に着けてローラー・スケートをするロンシュタットのジャケット写真が印象的でした。
でもレコードを買ったのは 1980年のアルバム「激愛 Mad Love」が最初。
それで ここから ファン街道まっしぐら と 書きたい処だが
高校生から10代前半は ブリティッシュロック(プログレ) 一筋になり
リンダ・ロンシュタット をはじめ ウエストコーストを忘れかけていたのよ。
リンダが
ジャズのスタンダード・ナンバーに挑戦したり
ドリー・パートン、エミール・ハリスというカントリー系ポップス界の大物と3人で、アルバム「トリオ」を結成した事も 知ってはいましたが
映画の感想に入る前に 前置きが長すぎ。
彼女は作詞作曲はしませんが、歌声という最高の楽器を奏でていて、熱い魂とメッセージを感じるのです。
日本でいえば 岩崎宏美さん が近いのではないでしょうか。
音楽のジャンルという枠にとどまらない 彼女の軌跡を
振り返る事が出来る この映画は 音楽を愛する方なら
老若男女問わず必見である事は お約束します。
パーキンソン病でステージに立つことが困難になってしまった現在のリンダは
何処にでもいる アメリカのおばさん になったが
音楽ドキュメンタリー映画にありがちな
人種差別、ドラッグ、夫や彼氏からのDV 謎の死
という結末が多い中 存命の間に映画が製作された事実に感謝したい。
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