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2022年05月04日21:44

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立憲民主党の憲法記念日の談話

昨日の憲法記念日に立憲民主党の泉健太 代表が、
『憲法記念日にあたって』という談話を発表した。

そこには、こう書いてある。
『今、新型コロナウイルス感染症の拡大、ロシアによるウクライナ侵略によって世界中の人々の平和と日常生活が危機にさらされています。しかしこうした時こそ、安易に強権的で中央集権的な政治体制を求めるのではなく、国民の「自由」「権利」を守らねばなりません。日本国憲法の制定当時に定められた多くの人権規定は、施行から75年の節目を迎えてもなお世界に誇る先進的な規定として輝き続けています。私たちはこの憲法をさらに活かしていくべきです。』

感染症と戦争という2つの事象があるものの、強権的な政治を行わず、国民の自由を守るべきという、素晴らしい内容となっている。


がしかし、新型コロナが流行して以降、立憲民主党の主張はこの談話とは真反対だった。

新型コロナに対する政府与党の対応が遅い、緩いと批判し、
もっと強制力のある対応を取るべきだと批判してきた。

自民党は、経済が停滞するのを極力防ぐために、
緊急事態宣言ではなく、蔓延防止でやり過ごそうとしているときに、
「なぜ緊急事態宣言を出さないのか!」
と批判してきた。

立憲民主党は、国民の移動の自由や、営業の自由などは二の次で、
それよりも強権的な対策でアメリカの10分の1以下の被害しか出ていない
新型コロナをゼロにしようと躍起だった。

憲法に保障されている権利を最大限尊重するという立憲主義を唱える人たちが、
ゼロコロナという非科学的な主張のために憲法をないがしろにしてきた。

それはワクチンについても同様で、
長期的な安全性が未確認なまま特例承認されたものなのに、
配布や接種が遅いことを批判し、ワクチンの安全性については一切言及しない。
ワクチンパスポートという制度が、
未接種者の権利を奪うことについても何の懸念も示さない。

野党として、立憲主義を唱える党として、
何の役割も果たしてこなかった。

そういった人たちが、
何を偉そうに
『安易に強権的で中央集権的な政治体制を求めるのではなく、国民の「自由」「権利」を守らねばなりません。』
などと言えるのだろうか?


民主党が政権を取り、期待されつつも散々な結果となり下野した。
しかし、健全な政権運営のために2大政党制が必要だと考え、
その後も民主党を応援したし、立憲民主党となったときも
立憲主義に基づく政治を目指すものだと期待した。

しかし、ダメだった。

ざわざわ立憲と冠を付けたのに、
大衆迎合し政権与党批判をするだけの党で、全くダメだった。


せめて新型コロナ対策において、
立憲主義とは逆行する主張をしてきたことを反省し、
その上で、あの談話を発表するなら信用できるのだが、
そのことに一切触れていないのだから、談話の内容は全く信用できない。
口先だけだろう。
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