mixiユーザー(id:1210022)

2022年04月30日22:04

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戸籍謄本

郷里の福岡県北九州市から母親宛の臨時給付金の申請書が転送されてきました。
市が後期高齢者を対象に独自に給付しているそうです。
これまでも日記で書いているように、母は病気と認知症で介護施設に入っています。
父は認知能力に問題はありませんが、あちこち出歩く体力はありません。
結果、私が東京から手続を進める事になります。

ところが、一つ問題が生じました。
代理人が給付金を申請する場合、代理人の身分証明書の写しだけでなく、戸籍謄本も添付しろとの事。
私の戸籍は北九州市ではなく、隣の中間市にあります。
しかも正確な住所を知りません。
そこで、まず現住地のから戸籍情報付の住民票を取り、確認した上で中間市に戸籍謄本を申請する、そして戸籍謄本を受け取った後で本来の給付金申請を行うという、三重の手間をかける必要が出てきました。

更に厄介なのが、中間市の手続が前時代的だったこと。
遠距離からの手続だと、未だに郵便による申請しか受け付けず、而も手数料を小為替で払えと言ってきました。
東京23区内で生活していると、住民票等の自治体が発行する証明書はコンビニで取るのが当然の感覚になっていたので、面食らいました。
小為替を振り出すなんて、数十年前に国立大学の受験料を支払って以来の出来事です。
と、文句を垂れながら手続を進めていき、給付金の申請まで辿り着きました。

政府は行政のデジタル化やワンストップ化を提唱していますが、現実はその前段階すら覚束無いようです。
幾ら法律を整備し、国の予算から補助金を付けても、地方自治体をやる気にさせないとこの手の政策の進捗は難しいことを、身をもって認識しました。
また、滅多に見ることがない戸籍の情報を確認すると、知りたくなかった事実を知らされる場合もあります。
父と母は「できちゃった婚」だったのか!

 
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