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2022年04月26日16:05

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酒田から陸羽西線経由で上山へ

今回の旅の最終日、今日は酒田発7時42分の余目から陸羽西線を経由する新庄に向かいました。陸羽西線は来月中旬から2年間、並行する道路工事のため、運休することが決まっています。朝の通勤通学時間帯の列車にも関わらず、高校生などの定期利用者と思われる乗客は一人もおらず、途中駅で乗降する人もごくわずかしかいません。2年間も運休したら、もう復活しない可能性が高いのではないかと思われます。沿線の多くは最上川に沿って走る風光明媚な路線です。私は色々な季節に何回もこの線を利用し、途中駅の狩川、高屋、古口で乗降したこともありました。もしかしたら列車の窓から2度と見ることが出来なくなるかもしれない風景を、朝から酒田の地酒「初孫」を口に運びながらじっと見つめていました。(この初孫吟醸生」は昨夜、「とらさん」の女将さんからお土産でもらったものです)
そして、新庄で「つばさ」に乗り換えて降りたのは、かみのやま温泉駅でした。過去に歩いたことのないこの町を約5時間かけてゆっくりと散歩しました。上山市は、温泉のある小さな城下町。昭和57年に再建され、今は博物館になっている上山城や、城下にある武家屋敷を訪ね、昼食のあとは市内にいくつかある立ち寄り湯のうちのひとつ「二日町共同浴場」で旅な汗を流します。入浴料はたったの150円。地元の人が気軽に入りに来ている温泉という感じでした。
して、13時49分発のつばさで、南下しているところです。
なお、今回の旅で大人の休日倶楽部の3割引のチケットを何回も買ったのですが、昨今、多くの駅がみどりの窓口を大幅に削減したり、廃止したりしたため、割引で買うのが一苦労なんです。JR各社は最近、ネット販売に力を入れて次々とみどりの窓口を減らしたり営業時間を短縮したりしています。ところがジパング割引やジパング倶楽部のきっぷは、原則として窓口でないと買えないのです。JRのホームページには指定席券売機で購入出来ると案内されていますが、単純に乗車券と特急券が同一区間でないと買うことが出来ず、仙台駅ではみどりの窓口の長蛇の列に30分も並ぶハメになりました。また、横手や酒田のような主要駅でもみどりの窓口を廃止し、代わりに「話せる券売機」という機械で遠隔操作で発券出来るようになっているのですが、この機械が1台しかなく、また、オペレーターを呼んでも、なかなか応答がないのです。しかも、応対できる時間が限られているので、時間外は買うことが出来ません。今朝、新庄での乗り換え時間が短いため、酒田でつばさへの割引特急券を買おうとしたところ、時間外だったため、正規料金でしか買えませんでした。これが、全車指定のあずさやひたちだったら、買いたくても買えないのに、特急券なしで乗ったら、割引どころか車内料金という割高な「罰金」まで課せられてしまうのは、どう考えても納得がいきません。JRの昨今の合理化は、年配者に優しくない不合理な施策が多いことに憤りを感じた今回の旅でした。
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