バーニング・ダウン 爆発都市

バーニング・ダウン 爆発都市
　アンディ・ラウ主演の香港アクション映画。何でも『ショック・ウェーブ』っていう作品の続編だそうですが、主役のアンディ・ラウが爆弾処理の達人という設定だけ同じであとは全く新しい話だそうです。
　最初っから大掛かりな爆発、それも核爆発の映像が出てきて度肝を抜かれる。でもその後映像は巻き戻され、こんな恐ろしい出来事を未然に防ぐ者たちがいる···それが爆弾処理班だ···みたいなテロップが出て来る。あぁそうか、もし爆発が起きていたら大惨事だったよってことで、危機は回避されるのね〜、なんて思ってちょっとホッとしたり···している暇はない！爆弾処理班のただならぬ緊迫感が支配する現場が描かれるかと思う間もなく、解除できたと思ったらも一つ爆弾が隠れていて爆発したりそれで片脚を失ったアンディ・ラウは必死にリハビリをして義足を付け、事故前と同じ程度まで身体能力も回復してさぁ復帰ダッ！と思ったらナント！内勤に回れと言われる。絶対に爆弾処理に戻りたいアンディ・ラウは、表彰式の場で"警察は使い捨て！"みたいなことを書いたミニ横断幕を掲げて警察組織に啖呵を切り辞職。数年後、なんと彼はテロ組織の一員となって爆弾を仕掛けているではありませんか〜も〜う、怒涛の展開過ぎて凄い。どうしてそんなことに？
　同僚で親友のラウ・チンワンや同じく同僚の恋人ニー・ニーも手がつけられない程怒り狂い理性を失ったアンディ・ラウ。爆発、銃撃戦、逃走劇、どれも目新しい工夫があって凄く面白かったです！大興奮