ウクライナの独大統領訪問拒否、ショルツ首相「腹立たしい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d28247c8274734b7b50e7a3fa29a89c3e0114ae6
シュタインマイヤーは、ショルツ現首相と同じく社会民主党(SPD)所属。シュレーダーが首相だったときの懐刀で、主な政策にはだいたい関わっていた。シュレーダーが連立相手であるCDUのメルケルに首相の座を明け渡した際にも、シュレーダーの意向でシュタインマイヤーは政権に残り重要ポストを歴任。2016年から大統領に就任、今年の選挙に勝利して2期目に入ったところ。
ウクライナを巡る問題の一つになっていたロシアから欧州へのガスパイプラインは、シュレーダー政権の際に青写真を引かれたもので、シュレーダーもパイプラインに関わるロシアのガス会社の重役になっている。
シュレーダー政権の政策立案に大きく関わっていたシュタインマイヤーなのだから、ガスパイプラインについても関わっていたはずであるし、メルケル政権においても建設のために尽力しただろうと。
そうしてドイツがロシアからのエネルギーに依存してしまった結果、ドイツが強い影響力を持つEUもNATOもロシアに強い態度を示せない。そのことに増長したロシアがウクライナに対しての強硬姿勢をエスカレートさせて、今の侵攻につながった と考えれば、確かにシュタインマイヤーにも責任の一端はあるだろうと。
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