テレワーク時代のヤクザたち

ずいぶん昔に「モーニング」で読んだ、もはやタイトルも憶えていないマンガの中に、こんなシーンがあった。
人相の悪い寿司屋の大将が、厨房でタバコを吸いながら、

「俺ぁ事務所あがりだからよ．．」

．．と、凄んでいるのである。

今の若い子たちには、このセリフの意味がわかるのだろうか。
彼は、「暴力団の事務所に詰めていたヤクザだった」、と、睨みをきかせているのであるが、暴力団員の数は右肩下がりで下がり続け、当然、街中の暴力団事務所も急減しており、目に触れる機会もなくなりつつあるのではなかろうか。
それとも、地方都市によっては、まだまだ目立つ場所にあるのだろうか。

言うまでもなく、いまやヤクザもテレワーク時代。
わざわざ警察の目の敵にされそうな事務所を構える必要も減っていることだろう。

ビッグコミックに連載されている「Ｃ級サラリーマン講座」（山科けいすけ）に、こんなネタがあった。
ヤクザの幹部会をＺＯＯＭで行ったところ、全員の凶暴な顔を正面から見続けるハメになった総長が、胸糞悪い！とブチ切れる。[^.^]

いやまったく、そのとおりである。

勤務先のテレワーク会議でも、全員の顔を正面から見せられ続けた日にはむな（略


廃墟通信、更新しました。

http://www.kurata-wataru.com/ruin/ruinc23d.html

（今週号の目次は、

　2022年03月28日：Thunderbird で閲覧すっか [;^J^]
　2022年03月29日：幻想美術選「ズレタズウラ」シドニー・Ｈ・サイム
　2022年03月30日：やはり症状出ずですか [;^J^]
　2022年03月31日：「感応グラン＝ギニョル」
　2022年04月01日：「知識ゼロからの西洋絵画入門」シリーズ
　2022年04月02日：「ゴッホ展」
　2022年04月03日：浜響 第92回 定演

　です。）