[年」について思うこと

ふと気が付いたら「定年」という言葉が鼻先にぶら下がっている歳になった。
50歳以上がおやじ、いや、40歳以上がおやじ、60歳以上はジジイなどと言っていたころはいつの頃やら。自分がその年にすでに突入している。もしかしたらすでに棺桶に腰までどっぷりつかっているのかもしれない。
1999年は何かこう一昔前のような気がするが、2000年と聞くとつい最近のように思える。しかしもう22年も前だ。あの頃に生まれた子供たちはすでに成人となっている。
自分と同じくらいの年齢の人と話していてこちらは「お子さんは」などというテーマで話をすると「もう孫が…」などと聞いてしまい卒倒しそうになることがある。「孫」…
昭和という時代は自分の生まれた時代である。今の世の中では昭和を懐かしく回顧することがあるが、そんな昔ではないと言いたい。大正のほうが古くて懐かしいだろと。しかし、オヤジがあがいているといわれそうである。
両親とは40歳くらい離れている。父はすでに他界しているが、現時点で母は健在。一人で生活している。この40歳の違いであるが人によるであろう。30歳違いいや、20歳違いという人もいるだろう。しかし、親というものはすでに100年以上生きているように思えるのが不思議である。
…定年後に何しようかね？？いや、生きているのかね？？