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2022年03月25日07:30

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18970217 NO5136 朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件

18970217 NO5136 朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
012_0050_0260_0010 駐韓日本公使館記録 12巻 五. 機密和文電信往復控 (26) [朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件] 1) [朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件]
文書題目 1) [朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件]
文書番号 往一九号
発信日 明治三十年二月十七日 午前二時十五分 ( 1897年 02月 17日 )
発信者 加藤 代理公使
受信者 大隈 外務大臣

1) [朝鮮政府の露清銀行からの借入金の件]
往一九号
二月十七日 午前二時十五分 発
加藤 代理公使
大隈 外務大臣

借入金の件についてただ今その筋より次のように回答があった。

「借入金はまだ政府の議を経ていないので度支部(タクチブ)に問い合せたところ、その回答に『内外国債には償還約期がある。国庫歳入に臨時不足の恐れがないとは言えない事に先立って計画することは相当の事であるので、昨年十一月中に露清銀行総裁代理に対して函商(かんしょう *書面での処理)したことがあるが、借款事務をどのようにどのように処理すべきかについての予約書はない。」

これで見ると、これは全く不時の求めに応じるため予め用意をしたに過ぎず、まだ貸借上なんら決定してあるものとは認められない。また実際においても目下差し当たり借入をなす模様はない。以上取り敢えずお報せする。また露公使についてこれを聞いたとしてもほぼこれと同じことになるだろうと信じているが、やはりなおこれを確かめるべきか。



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