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2022年03月25日05:39

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快晴の横浦島、夜は熊本

昨日は快晴に恵まれて、横浦島散歩。宿で自転車を借りて周囲5キロの島を一周しました。宿のある横浦集落の反対側には与一が浦というもうひとつの集落があり、そのはずれの高台にある神社の境内から、のんびりと海を眺めて過ごしました。聞こえるのは波の音と時折通る船の音だけ。こんな時間を過ごすために、わざわざ遠い無名の小さな島に足を運んだのだと思いました。また、アオサを干すお婆ちゃんと話をしたり、御所浦島からフェリーでやってきた野菜やお菓子などの食品を売りに来る移動販売車を眺めたりしていました。島には食堂がないため、ランチも宿のおばさんに作ってもらい、昼からは裏山を登ってみました。山の中には昭和55年に移転したという廃校跡があり、それまでは島の一周道路がなかったため、横浦と与一が浦とを行き来するには山越えするしかなかったために、両方の集落の真ん中にある山の中に学校を作ったのでした。道路の完成後に海際の中間地点に広大なグラウンドと立派な校舎のある小中学校がありましたが、こちらも生徒数の減少により15年ほど前に廃校になり、今では就学年齢になった子供たちは、毎朝7時30分の船に乗って対岸の御所浦にある学校に通っているそうです。でも、島には保育所があり、通りかかると丁度卒園式をやっていました。卒園児たちは新学期から船での通学となるのです。それと、たまたま来週は天草市の市会議員選挙があり、小船でやって来た候補者が船の甲板から手を振って支持を呼びかけていました。また、サイレンを鳴らしながら天草下島にある大きな病院に向かう救急船の姿も見かけました。そうして、横浦港から13時50分発の船に乗り、御所浦、嵐口などを経由しながら三角港に戻ったのです。遠い小さな島を離れる時には、なんだかとても寂しい気持ちになってしまいます。定期船に終点の三角まで乗っていたのは私ひとり。多くの島民たちは遠い三角まで行かず、対岸にある大きな島の下天草に向かうのでした。
夕方、三角線に乗って熊本に戻り、5日間に溜まった洗濯をした後、市電で辛子町に行って4日前に行った居酒屋「瀬戸」を再訪。店の人も覚えてくれていて、前回と同じカウンターに座ります。すると、やがてやって来た常連のお姉さんと意気投合。翌日も一緒に飲むことになりました。
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