なんとなく観始めたら結局最後まで観てしまったパターン(照)。
でも本当に久しぶりに観たな。
もしかしたら映画館で観て以来かも(苦笑い)。
TVアニメ「機動戦艦ナデシコ」は1996年〜97年の2クール、劇場版上映は1998年。
当時コッテコテのオタクだったので、ぼくも当然観に行きました(笑)。
劇場版は明確にTVシリーズの続編なので、そちらを観てないとわかりにくいところも多いかと思いますが、とりあえずルリルリを観られればいいので大丈夫(笑)。
メインヒロインは他にいますが、人気はこちらの方が上だったであろうホシノ・ルリ。
作中で一部のキャラが使っていた「ルリルリ」というあだ名がそのままファンの間に浸透した流れ(笑)。
綾波レイさんが確立したジャンル「無口・無表情ヒロイン」は当時のアニメではかなり登場しましたが、成功例の一人がルリルリ。
というより印象としては綾波さんに続いてナンバー2ってところかもしれないな。
TVシリーズでは11歳でロリ担当だったルリルリですが、劇場版はTVシリーズの5年後という設定なので16歳。
自分としてはこちらの方が好みなので、ルリルリを愛でられるだけで充分楽しい劇場版(笑)。
もちろん内容もおもしろいんですけども、ナデシコに限らず劇場版は、TVシリーズ本編に比べて一気に駆け抜ける感があるので、テンポやスピードはいいが、広がりや深みがどうしても不足しがちなのが残念に思います。
劇場版のノベライズとかがあると、そのあたりをフォローできてありがたいんだけど、ナデシコは出版されなかったんだよな。
TVシリーズと劇場版をつなぐノベライズはスニーカー文庫から出てたんだけど。持ってるからまた読むか(笑)。
ルリルリを演じたのは南央美さん。
ご本人のキャラクターや特長が最大限活かされるのは、「ももいろシスターズ」や「せんせいのお時間」など、ももせたまみさん原作のアニメのキャラだと思ってますが(笑)、ルリのように表面のかわいさを削ぎ落とせるだけ削ぎ落とし、その上で残った、はかないながらきらめくようなかわいさや強さが光るキャラは貴重だと思っています。
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