異論は多々あろうとは思いますが個人的にはということでね(苦笑い)。
マンガとか小説などの感想を読んでいると「この伏線回収がすごい!」みたいなのをちょくちょく見かけます。
が、その対象作品とか対象箇所とか見てみると、それが伏線だったのかあやしく思えるところもありまして(苦笑い)。
確実に伏線だと思えるものももちろんあるんですが、結構な数が「後付け」なんじゃないかなーと(苦笑い)。
マンガだと伏線と「匂わせ」は比較的ワンセットだと思われます。
「ここ伏線だよ」と読者にもわかる感じの演出。
ただ個人的にはそれだとすでに伏線としては魅力が半減してしまうところがあるんですよね。
最上の伏線は、まったく無臭でありながら、回収の瞬間、読者を「…あっ!」と言わせるもの(「…」で半瞬考える必要があるのがミソ(笑))。
このあたり、普通のマンガよりは推理モノが最も感じやすいかもしれない。
なにしろ手がかり(伏線)をいかに読者に隠していけるかが勝負というところもありますから。
これがスパッと決まるとだまされる方も大変気持ちいい(笑)。
もっとも最近は読み手もスレてきちゃってるから、ちょっとやそっとの伏線(手がかり)ではだまされてくれないし、かといって複雑に隠しすぎるとリアリティが失われてしらけちゃうし、難しいことになってるんだろうな。
「歴史に残るようなトリックを書いて褒められたい」──『このミス』文庫グランプリ受賞『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』鴨崎暖炉インタビュー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=6885187
ログインしてコメントを確認・投稿する