１．秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
100．百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり
通常の解釈は、他を読んでいただくとしてｗ
百人一首の最初と最後です。
最初にしては冴えないなあって思ったのですが、
最後の句を聞いて、これは実はセットじゃないのかな。
って思いました。
天智天皇は朝廷が強い時代。
対して、順徳院は承久の変で流されてしまってます。
要するに、その対比がしたかったので、
天智天皇を一番に持ってきたのでしょう。多分、きっと。
ただ、平凡な印象ではありますが、
最後の「露に濡れつつ」が、
この二つの時代を思うと悲しくて泣けてくる。
と選者たちが思ったのではないかと。
それが、この歌を選んだ理由ではないかと。
本来、この歌の「露」に「涙」という意味はありません。
が、「衣手が露に濡れる」という表現は
悲しみを連想させる表現ではあります。
などと意味不明な供述をしてみましたｗ
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