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2022年03月12日09:37

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「経済安全保障」に欠けている「食料危機」という現実

「経済安全保障」に欠けている「食料危機」という現実
2022年3月11日
鈴木宣弘
新潮社フォーサイト
https://www.fsight.jp/articles/-/48699
「安全保障」が国民の生命財産を守ることならば、食料はまさに「いのち」にかかわる問題であるはずだが、「経済安全保障」の議論がこれを取り上げることはない。日本の食料は今、確実に危機的状況にあるのだが――。
1月17日に行われた岸田文雄首相の施政方針演説では「経済安全保障」が語られたが、そこでは「食料安全保障」についての言及はなく、農業政策の目玉は“輸出促進とデジタル化(農業DX=デジタル・トランスフォーメーション、スマート農業)”が語られたのみだった。
「農産物輸出1兆円」の嘘
 食料や生産資材の高騰と、中国などにたいする「買い負け」(買値で他業者に負けて、買い付けができなくなること)が顕著になってきて、国民の食料確保や国内農業生産の継続に不安が高まっている。そんな今、前面に出てくるのが“輸出促進とデジタル化”とは、政府の危機認識力が欠如していると言わざるを得ない。
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