11年前の今日も金曜日だった。出勤して休憩室で待機(註1)してたら14時46分、例の地震が。まだ終わらぬ復興と、被災して亡くなられた方の冥福を祈る。
TRPGは複数のプレイヤーと遊ぶので、必ず「役割の分担」をする。クラス分けだったり、ハンドアウト分けだったり。いつも譲り合って自分が望むクラスなりハンドアウトなりが遊べないという話がある。
譲り合いは確かに大事だ。特に知らない人同士で遊ぶコンベンションなどではなおさら。しかし「そう思う」なら自分の希望を言ってみるのも手ではないか?遊ぶに行ったのに逆にストレス溜めて帰ってきたのでは意味がない。
自分は遊ぶ機会が人より多いということもあってか、いわゆる「残り物待ち」をすることが多い。コンベンションではセッションの回数が少ないプレイヤーさんに譲ることはしょっちゅうだ。これは「やりたいことが多くてあえて選択肢を狭めるため」にやってるということもある。
キャンペーンでのクラス分けは重みが違う。何せ当分、そのクラスで遊ぶことになるから。自分の場合は回りと相談しながら希望を言い、だいたい自分の望むクラスでキャンペーンを始めることができている。というか、自分の好みが他のプレイヤーさんと被らないことが多いみたいだ。つまり、自分は「変わり者」とか「異端者」とか言うたぐいなのか?
クラス分けを推奨通りにやらずに好き勝手に遊びたいクラスを選択して遊ぶことも多い。大昔、『迷宮キングダムで」国王・従者・従者・従者の4人で遊ぶも、みっしょんはクリアしたのに帰りの道中表で疲労で全滅とか、今考えれば笑い話になるようなこともあった。でもあの時はとても楽しかった。シナリオは失敗してもセッションは大成功。
基本的にクラスなりハンドアウトなり、自分が遊びたい希望を言っていいと思う。無論、譲り合いが悪いとは言わない(むしろ円滑にセッションを進めるためにも良い行為と言える)。いつも譲っているプレイヤーさんがいたら「たまには一番最初に好きなのを選べよ。」って言ってあげてもいい。
最後に一つ。GM側がベテランプレイヤーさんに「後で選んでよ。」とは言わないほうがいい。プレイヤー側から自発的に言うのはいいが、卓に着けば、プレイヤーは基本的に平等のはずだ。自分もコンベンションで「自分のことを知っている」GMさんによく言われた。言われるまでもないとは思っても口にはせず。
(註1)…当時は15時出勤23時退勤だった。
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