mixiユーザー(id:4318964)

2022年03月10日20:54

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弁護士の仕事って

【日本最強の刑事弁護人・弘中惇一郎】|Re:Hack
https://www.youtube.com/watch?v=p6BOvYO468I
を見て

話してる内容より
弁護士というものをどう認識しているかという方が気になった
24:30ぐらいから
「弁護を引き受けて話を聞いてみたら
こいつ明らかに嘘ついていて有罪だなってことになったときに
やる気なくならない?」
みたいな質問が出ていて
弁護士という職業をどう考えているのか
引いて一般の人は弁護士というものをどう認識しているんだろうと

なんか
「弁護士は事実にかかわらず
依頼人の無罪を勝ち取るために行動するのが仕事」
みたいな認識をしてるのかなと感じた

自分は弁護士ってのは
「法律の素人である依頼人が
法律用語、法律解釈を基本に動いている法廷という場における通訳者」
みたいに捉えていて
日本語を話せない、日本の常識、規則を知らない外国人が
日本でこうしたい、という活動するための助言と通訳みたいな感じ

だから判決前に明らかに有罪に見えるけど依頼人が無罪を主張しているなら
それを通すために法的にどうすれば無罪になるのかを依頼人に助言
「法の抜け穴を突けば無罪になる」
と助言するのも弁護士の仕事として責められないし
弁護士の経験上無罪は無理だと思うなら刑を軽くする方向で助言して
裁判官に対して法廷で法律用語を用いて依頼人の主張を伝え
場合によっては情に訴えたり被害者や検察の不備を提示することで
依頼人の最大利益を達成する
みたいな感じが弁護人の仕事だと思っていて

よくネットで判決前に明らかに有罪に見える人の弁護人に対して
「あんな悪人の弁護するなんて心苦しくないのか」といった意見を見かけるたびに
依頼人の最大の利益(この場合だと減刑)のために
仕事(弁護)するのは当然じゃないのかなぁと

当然依頼人の主張をねじ曲げて弁護(通訳)することは
仕事を遂行してないことになるので
どんなに有罪に見えても依頼人が無罪を主張するなら
全力で無罪を主張するのが弁護人の仕事

逆にどんなに無罪に見える依頼者でも
依頼者が有罪を認めてそう主張したいと思っているなら
有罪を認める弁護(通訳)をするのが弁護士の仕事でもある
と思うのですよ

まあ検察は有罪にするための権限や捜査手段と組織を持っていて
弁護人は無罪にするためのそれを持っていないというのは
公平ではないというような気もしますが
それはまた別の話になるのかな?


こういうことを書くとよくしゃしゃり出てきてコメントする人がいますが
上記は素人の考えだし
マイミク以外の知り合いでもない人にコメントされてもめんどくさいので

もし主張したいことがある人はご自分のSNSでどうぞ主張して下さい
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