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2022年03月10日01:20

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名張毒ぶどう酒事件 特別抗告の弁護団「高裁に致命的な誤り」

名張毒ぶどう酒事件 特別抗告の弁護団「高裁に致命的な誤り」
2022/3/9 16:14
産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20220309-Z3ZAQQTXNJKBTH7T4ZHYQB6BJI/
三重県名張市で昭和36年、女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、再審開始を認めなかった3日の名古屋高裁決定を不服として、最高裁に特別抗告した奥西勝元死刑囚の弁護団が9日、名古屋市で記者会見した。鈴木泉弁護団長は「疑わしきは被告人の利益に、との裁判の鉄則をかなぐり捨て、本来やるべき審理が行われなかった点を強く訴える」と話した。

特別抗告は8日付。弁護団は申立書で「無罪の立証責任が弁護側に転換されており、致命的な誤りがある」と批判。高裁が審理を尽くしておらず、法律の適正な手続きを保障する憲法31条や、公平な裁判を受ける権利を定めた同37条に違反しているなどと主張している。

高裁は3日に元死刑囚の妹、岡美代子さん(92)による第10次再審請求の棄却決定への異議申し立てを棄却した。

確定判決によると、事件は36年3月に発生。地区の懇親会でぶどう酒を飲んだ5人が死亡、12人が中毒症状になった。

「すべての証拠を総合的に評価すべき」 名張毒ぶどう酒事件、弁護団が最高裁に特別抗告 
2022年3月9日 16:39
メ〜テレ
https://youtu.be/CAbdKdE8lmo
https://www.nagoyatv.com/news/?id=011780
「名張毒ぶどう酒事件」の再審を認めない名古屋高裁の決定を不服として、弁護団が最高裁判所に特別抗告しました。

この事件では奥西勝元死刑囚の妹の岡美代子さん(92)が、10回目の再審請求を行いましたが、名古屋高裁は棄却しました。

弁護団は異議を申し立て「ぶどう酒の瓶のふたに貼られた封かん紙から市販ののりの成分を検出した」とする鑑定書など別の人物が毒を入れた可能性を示す新たな証拠を提出しましたが、名古屋高裁は3月3日に棄却しました。

弁護団は9日特別抗告し、会見で「提出した証拠が個別的な評価しかされておらず、『すべての証拠を総合的に評価すべき』という最高裁の判例に反している」としました。

高裁が再審認めない決定…名張毒ぶどう酒事件で弁護団が最高裁に特別抗告「新証拠の審議尽くされていない」
2022/03/09(水) 17:19
東海テレビ
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20220309_16726
61年前、三重県で起きた「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が下した裁判のやり直し=再審を認めない決定を受け、弁護団が最高裁に特別抗告しました。

61年前、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」では、無罪を訴え続けた奥西勝元死刑囚(享年89)が亡くなって以降、92歳の妹が再審請求を引き継いでいました。

10回目の再審請求は5年前に棄却され、妹が異議を申し立てていましたが、名古屋高裁は3月3日、再審を認めない決定を下しています。

これを受け、弁護団は「提出した新証拠について審議が尽くされていない」などと、決定取り消しと再審の開始を求めて8日、最高裁に特別抗告しました。

鈴木弁護団長:
「怒りを禁じえない、そういう決定だと。(ある段階で裁判所は)本件の再審を開始しないという強い心証を持たれたんじゃないでしょうか」

今後は、最高裁で審理されます。

名張毒ぶどう酒事件で弁護団が特別抗告 弁護団長「へりくつをこねたと言わざるを得ない」
2022/03/09 18:30
中京テレビ
https://www.ctv.co.jp/news/articles/qul6a6afrsxx7bes.html
61年前、三重県名張市で女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が裁判のやり直しを認めない判断を示したことを受け、弁護団は最高裁に不服を申し立てる「特別抗告」をしました。

弁護団によりますと、特別抗告は8日付で、弁護団長・鈴木泉弁護士は「とにかく再審請求はしないんだという大前提があって、へりくつをこねたと言わざるを得ない」と、名古屋高裁の判断を批判しています。

事件で死刑判決が確定した奥西勝元死刑囚の再審、裁判のやり直しをめぐっては、奥西元死刑囚が獄中死したことから妹・岡美代子さんが10回目となる再審請求を行いました。

2017年に請求は棄却され、弁護側が異議を申し立てていましたが、今月3日、名古屋高裁・鹿野伸二裁判長は再審を認めない判断を示しました。

弁護団は、最高裁に特別抗告した理由について、「証人尋問を行わず審理は不十分。新証拠が過去の証拠と総合して判断されていない」など主張しています。

「名張毒ぶどう酒事件」特別抗告で弁護団が記者会見
03月09日 19時22分
NHK
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220309/3000021353.html
昭和36年に三重県名張市で女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」で、無実を訴えながら病死した元死刑囚について、名古屋高等裁判所が再審=裁判のやり直しを認めない決定をしたのを不服として特別抗告した弁護団が記者会見し、「高裁の決定は、刑事裁判の鉄則をかなぐり捨てた内容で、憲法や判例に違反し認められない」と主張しました。

61年前の昭和36年、三重県名張市の地区の懇親会で、ぶどう酒に農薬が入れられて女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」では、死刑が確定した奥西勝元死刑囚が、無実を訴えて再審を求め続けましたが、7年前、89歳のときに肺炎で死亡しました。
その後、妹が名古屋高等裁判所に通算で10回目となる再審請求を行い、5年前に退けられたため異議を申し立てましたが、名古屋高裁は今月3日、元死刑囚の再審を認めない決定をしました。
これについて弁護団は決定を不服として8日夜、最高裁判所に特別抗告し、9日、名古屋市で記者会見しました。
このなかで弁護団長の鈴木泉弁護士は「高裁の決定は『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則をかなぐり捨てたもので、憲法や判例に違反し、認められない。最高裁には再審開始の決定を求めたい」と話しました。
今後、審理は最高裁判所で行われることになります。

名張毒ぶどう酒事件で特別抗告 再審認められず―弁護団
2022年03月09日20時08分
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030901155&g=soc
三重県名張市で1961年に女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、殺人罪などで死刑が確定した奥西勝・元死刑囚(2015年に病死)の弁護団は9日、再審開始を認めなかった名古屋高裁の決定を不服として、最高裁に特別抗告したと明らかにした。8日深夜に申立書を提出したという。

弁護団は申立書で、「科学的知見に基づく判断を尽くしたとは言えない」と主張。記者会見した鈴木泉弁護団長は、証人尋問が行われなかったことなどを挙げ、「怒りを禁じ得ない」と話した。

第10次再審請求は奥西元死刑囚の妹の岡美代子さん(92)が申し立てたが、名古屋高裁は2017年に棄却を決定。岡さんは異議を申し立てたが、同高裁の別の裁判長が今月3日に退けた。

名張弁護団、名古屋高裁決定は「審理不尽」
2022年3月9日 22時50分
中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/431941
三重県名張市で1961年に起きた名張毒ぶどう酒事件の第10次再審請求で、病死した奥西勝・元死刑囚の妹で申立人の岡美代子さん(92)の弁護団は9日、記者会見を開き、「審理が尽くされないまま結論を出されてしまったことを最高裁で強く訴えたい」と特別抗告した理由を説明した。

第10次請求で弁護団は、ぶどう酒瓶の口に巻かれていた封かん紙を鑑定。2種類の「のり」の成分が重ね塗りされており、毒物を入れた真犯人が未開封を装った可能性があると主張したが、再審開始を認めなかった3日の名古屋高裁決定は、鑑定結果からでは重ね塗りの事実は明らかではないなどと判断した。

弁護団が8日に提出した特別抗告の申立書では、鑑定を実施した専門家の証人尋問を行わないなど、高裁は十分に審理をしていないと主張。鈴木泉弁護団長は「棄却決定には、専門家の鑑定に『疑問がある』と10カ所以上も記載があった。本来やるべき審理を尽くさず、裁判官が抱いた疑問を並べ立てて棄却するという判断には怒りを禁じ得ない」と述べた。

名張毒ぶどう酒事件の再審求め 弁護団が最高裁に特別抗告「審理が不十分」
2022/3/10(木) 06:39
CBCテレビ
https://hicbc.com/news/article/?id=2022031003
61年前、女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が裁判のやり直しを認めなかったことを不服として、弁護団が最高裁に特別抗告しました。

この事件は1961年、三重県名張市で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡したもので、死刑判決が確定していた奥西勝・元死刑囚が病死し、妹の岡美代子さん(92)が再審=裁判のやり直しを求めています。

弁護団は、ぶどう酒の瓶に封をしていた「封かん紙」の裏面から2種類ののりが検出されたとする鑑定書を提出。何者かが毒を入れた後、封かん紙を貼り直したなどと主張していました。

名古屋高裁は今月3日、「科学的根拠を有する合理的なものではない」と指摘し、再審開始を認めませんでした。

弁護団は、この決定について「専門家の証人尋問を行わないなど審理が不十分」として、8日付で最高裁に特別抗告したと明らかにしました。
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