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2022年03月05日09:24

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おはようが少ない

ある職場の話だ。

その職場の朝は、おはようが少ない。
皆、朝から機嫌が重い。悪いとは言わない、重いのだ。
朝イチからパソコンに向かう、中間の偉い人。
目の先に誰が来ようと、おはようを言わない。
おはようを言われない限り、おはようと返さない。

みなさん、基本的に無口なのか?それとも、朝、嫌な事があったのか?もしかしたら、本当はここに来たくなかったのか?

ある冴えないポンコツ従業員。たまたまそこに居合わせたのだが、どうもその重苦しい状況に耐えかねて苦手ながらもある事を試みた。

片っ端からおはようを連発してみた。

ほぼ無反応な者、面倒くさ気におはようを返す者、わざとらしくおはようを返す者、いささか驚いた様子でおはようを返す者、普通っぽくおはようを返す者、まぁリアクションは様々です。

その冴えないポンコツ従業員、実は人間ウォッチングが好きと言う悪趣味な奴だ。
本音なんだか冗談なんだかよく分からない、つかみどころのない曲者。ホントにバカなのか、バカを装っているのか…
人間が嫌いなのか、人間が好きなのか、たぶんどっちもなのかな。

でも、これだけははっきりした。

普段、挨拶はちゃんとしましょうなんて言っている人でさえ、自ら積極的に挨拶をする事は残念ながらその場面では見えることは無かった。

まぁ、どこの職場でもそんなモンだろう。みんな、疲れているのだろう。
おはようという4文字でさえ発するのが億劫なんだろう。

でもね、お客様に対しては本日最高のおはようは言えるのだろうね、きっと。

偽善だろうが本心だろうが、ようは相手に不快感を与えなければ挨拶は成立する。

でも…偽善はたまにボロがでる。

おはようの一言で、その冴えないポンコツ従業員は色々なことを学びましたとさ(^^)

はい、おしまい。


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