２月18日は「宇宙の騎士テッカマンブレード」の放送開始日で、さらに今年は30周年（！）ということで、ネットでちょっと話題になっており、自分も当時を少し思い出したりしていました。
テッカマンブレードは、もともと1975年にタツノコプロで製作された「宇宙の騎士テッカマン」のリメイク、というより設定の一部を使ったオマージュという方が正しいかな。
そういう作品です。
思い出しがてら、ブレード全体のプロット（あらすじ）を書いてみたいと思います。
実はプロットってほとんど書いたことがないので、その練習も兼ねて（照）。
当然結末までのネタバレ入りまくるので注意です。
……連合地球暦192年、突如あらわれた侵略宇宙生物ラダムが地球へ襲来。
ラダムには地球側のあらゆる武器が通用せず、わずか数か月でほぼ絶滅に近い大打撃を受ける。
そんな中、地球に生身で墜落してきた若者・Dボウイ（デンジャラスボウイの略）は、テッカマンブレードに変身。
敵先兵であるラダム獣を蹴散らし、ラダム獣統率者のテッカマン達と互角の戦闘を繰り広げる。
敵と同じ姿、同じ能力を持ち、記憶喪失を称するDボウイを警戒する、外宇宙開発機構を再編した対ラダム抗戦組織・スペーツナイツの面々だが、今の地球でラダムに対抗できるただ一人の存在である彼を受け入れざるを得ず、監視の意味も含めて仲間に引き入れる。
独断専行が過ぎるDボウイと、アキ、ノアル達スペースナイツ隊員の軋轢は深まるが、戦いを通じて彼が本気で地球を守り、心からラダムを憎んでいることを知り、Dボウイも彼らの助けで何度も危機を救われたことから、互いに徐々に理解を深めてゆく。
しかし真実はDボゥイがいかに過酷な運命を背負わされたかを明らかにしてゆく。
テッカマンの正体は探査宇宙船アルゴス号の乗員だったDボウイと彼の家族、仲間。
完全寄生型侵略宇宙生命体であるラダムは、侵略対象惑星の知的生命体に寄生し、彼らを実戦部隊の指揮官（テッカマン）とし、ラダム獣を統率させ、侵略行為をおこなっていた。
そのために彼らはラダムに拉致・改造・洗脳されてしまうのだが、相羽兄弟の父・相羽孝三は、洗脳直前の次男・相羽タカヤ（Dボウイ）を命懸けで脱出させる。
地球を守るため、自らの仲間、友人、家族を殺させるために。
テッカマンはブレードを含め8人。
オメガ（長兄・相羽ケンゴ）、エビル（三弟・相羽シンヤ）、ランス（モロトフ）、ソード（フォン。ケンゴの婚約者）、アックス（ゴダード。タカヤ、シンヤの格闘技の師匠）、ダガー（フリッツ）、そしてレイピア（末妹・相羽ミユキ）。
ブレードはスペースナイツや連合防衛軍の生き残りと協力して彼らを撃ち破ってゆくが、Dボウイ同様脳改造を受けていなかった妹・ミユキはテッカマン達に殺され、もともと改造が不完全な上に激戦を重ねたDボウイの身体は、戦闘不能になるほど傷つき疲れ果ててゆく。
自らの過去を捨て、すべてを自分だけで背負って戦おうと記憶喪失のふりまでしていたDボウイの苦悩を仲間たちはどうすることもできない。
だがスペースナイツ司令官であるフリーマンはテッカマンの研究を進め、彼らの進化・強化を果たす「ブラスター化」を発見。
Dボウイはブラスターテッカマンブレードとなり、テッカマンランスを圧倒的な力で倒した。
ブラスター化は肉体の損傷もすべて回復させたが、それらはすべて脳へ集中するようになり、Dボウイはブラスター化するたびに記憶を失ってゆくようになる。
アキとともに家族と過ごした生家を訪れたDボウイは、血涙を流すような想いでラダムへの憎しみをあらためて心に刻みつけ、すでにオメガとエビルだけになったラダムとの最後の戦いに赴く。
エビル＝シンヤはタカヤの双子の弟で、テッカマンになる以前から兄に対して複雑な愛憎とコンプレックスを持っていた。
それがラダムと化し、ブレードと刃を交えてゆく中でふくれあがり、兄を超越するため命を賭して自らの肉体をブラスター化する。
ブラスターテッカマン同士の凄まじい一騎打ちを制したDボウイは、死する弟の体から這い出してきた、30�僂砲睨�たず、知能があるかもわからないラダムの本体――ラダム虫を激しい憎悪とともに踏みつぶすと、アキの制止を振り切って、最後の大侵攻のため月から発進してきたラダム本船へ突入。
テックシステムとブラスター化の影響で精神を崩壊させながら、ラダムへの憎しみのみを糧に、最後の家族であるテッカマンオメガ＝ケンゴを倒し、ラダムを全滅させると、地球へ墜落してゆく。
平和が戻り、復興を進めてゆく地球。
そのさなか、すべての記憶を失ったDボウイは、アキの介護のもと、無垢な笑顔とともに静かに生きている。
……というのが全話通してのあらすじになります。
というかあらすじのつもりですが、ちゃんと書けてるかどうか（苦笑い）。
骨子だけを抜き出したので「あれが足りない、これが抜けてる」というのは自覚しております（苦笑い）。
「テッカマンブレード」ブラスターテッカマンブレード、アクションフィギュア化！ 劇中シーンも再現可能
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=50&from=diary&id=6859559
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