今朝のRCCラジオ『週末ナチュラリスト朝ナマ!』や、Twitterなどでご存じの事と思いますが…。
長年RCCラジオで番組パーソナリティーを務めていた一文字弥太郎さんが、2月18日に新型コロナウイルス感染症にて亡くなりました(年齢非公開の為、享年は不詳)。
学生時代はよく『びしびしばしばしらんらんラジオ』を聴いていましたが、テンポ良い喋りで人気を集めていました。
ペンネームの事を、自身がプロレス好きと言う事で『リングネーム』と称したりしてましたね。
放送作家として活動するかたわら、2006年には『ホームラン カープ坊やとスラィリーの絵本』も執筆。2014年に飲食部門を始め、2017年には実店舗のイリガン珈琲店、2019年には実店舗のイリガン咖哩店を開店するなど多彩に渡って活躍してました。
今年1月に新型コロナウイルス感染症による療養期間に入っていましたが…まさか亡くなるなんて思ってもみませんでした。
TwitterではRCCアナウンサーはもちろん、これまで一文字さんと携わってきた著名人からのお悔やみコメントが多く寄せられていました。それだけに、人を惹きつける魅力が一文字さんにはあった事を実感させられました。
「いつの間にか10年と半年、よかったです。『びしばし』があって。
ふられた夜など 『びしばし』がなかったら、君たちがいなかったら…。車のアクセルを踏んで、そのまま激突していたかもしれません。
最後なので、関係者のみなさまに正直にざんげします。一度だけウソをつき、番組を休み、好きな人を追いかけていた夜がありました。本当にごめんなさい。
その恋も予想通り破れ、全てが無駄に思えた生活の中でも、ここへ来て、虚勢を張り、リスナーをしかり、夢を語り、世間の大人を嘆くことで荒れた心を何とか持ち堪えることができたのです。
今までえらそうなことを言ってきたけれど、俺はタフではなく、そんなしみったれた弱いヤツだったのです。
最後にひとつ。あしたからの自分にウソをつかず、リスナーのみんなに誓えるとしたら、俺はずっと変わり続けます。」
1998年4月2日放送『びしびしばしばしらんらんラジオ』最終回 エンディングより
ご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈りします(合掌)。
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