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2022年02月19日09:07

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熊本市の英断に心より敬意を表します。

■「内密出産」、職権で戸籍作成へ=慈恵病院と初協議―熊本市
(時事通信社 - 02月18日 22:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6856698

特別養子縁組制度とは、「生みの親との親子関係を断ち、子どもの最善の利益のために、育ての親と新しい親子関係を結ぶ縁組」です。

この制度を利用したい「生みの親」は、そもそもどうしても自分で子供を育てられないわけで、その場合、当然、妊娠・出産の事実さえ秘密にしなければならないケースもあり得るでしょう。

つまり、特別養子縁組制度という仕組みを作った以上、「内密出産→生みの親の実名を出さない形での子供の戸籍の作成→特別養子縁組の実施」というパターンも当然発生しますし、行政、特に法務省は、そうしたパターンの発生を予期しこれを十分カバーできる法制度を予め整えておく義務があるのです。

今回の騒ぎは、せっかく特別養子縁組制度という素晴らしい制度を作ったのに、これを実行レベルできちんと整備していない(整備しようとしない?)法務省・厚労省の責任です。

自ら火の粉をかぶって弱者(すなわち生みの母と子)を助けようとする熊本市の英断に、心より敬意を表します。
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