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2022年02月12日13:50

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18970224 NO5057 二月二十一日慶運宮において謁見の件

18970224 NO5057 二月二十一日慶運宮において謁見の件
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
012_0040_0020 駐韓日本公使館記録 12巻 四. 本省往来信 (2) 二月二十一日慶運宮において謁見の件
文書題目 (2) 二月二十一日慶運宮において謁見の件
文書番号 発第一○号
発信日 明治三十年二月二十四日 ( 1897年 02月 24日 )
発信者 加藤 弁理公使
受信者 外務大臣 伯爵 大隈重信

(2) 二月二十一日慶運宮において謁見の件
発第一○号
大君主陛下が本月二十日慶運宮に還御なさいましたので、その翌二十一日、各国公使・領事に謁見を仰せ出だされたので同日午後三時に参内致すよう宮内大臣・李載純氏より通知があり、当日本官は日置・秋月の両書記官、国分通訳官を伴い参内、各国使臣一同進謁致しましたところ、陛下は
「一同無事でおられるか」
との御言葉があって後、本官にお向きになり
「皇太后陛下崩御後、皇帝・皇后両陛下は御健勝にわたらせられるか」
との御尋ねがあったので、本官は
「両陛下は一時御不例に被為渡しも、即今は御平癒の御容態に伺ひ奉る」
と奏上して、次いで「陛下の御還宮に関し本国政府を代表して祝詞を呈したい」との訓電に接していたのでこの機会に謹んで入奏いたします」
との言上に及んだのち、大君主陛下は使臣一同へつぎの御言葉を賜わった。

「朕はたまたま露館に播遷の事があって以来、ここに新たな歳を過ごしている。この間にあって、特に露公使の保護が周到であったことを謝し、また心に銘じて忘れまいと感じている。これと同時に各国使臣が間接に与えてくれた厚意もまた深く感謝せざるをえない。朕は今ここに還御した。将来なお列国使臣の懇切な幇助に頼ることを希望する」

これが終わって一同退出致しました。この件報申に及びます。 敬具
明治三十年二月二十四日
加藤 弁理公使
外務大臣 伯爵 大隈重信 殿





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