絵葉書から見える歴史

先日、上総掘りの絵葉書が博物館に無い貴重な資料だったと言う事でスキャナーで取り込みＡ４サイズに高画質編集をし写真印刷した物を顧問が預かって下さいました。

今回ご紹介させていただく絵葉書は

千葉懸 青堀沃度プローム温泉静養園 (其の弐)

(電話二七番)

郵便はかき

UNION POSTALE. UNIVERSELLE

CARTE POSTALE

この絵葉書に載っている場所は以前に昭和３０年頃のパンフレットをご紹介させていただきました静養園の戦前に撮影された絵葉書です。

現在、静養園は残念ですが２０１９年４月３０日に廃業したそうです。

この写真の真ん中にある自動車がとても気になりますが後ろの車寄せの屋根？ベランダ？バルコニー？車庫の屋根？の上にいる方々が更に気になります！

男性の服装が和装や洋装で女性の髪型は髪結いで和装と言う時代を感じます。

車の話に戻して戦前の日本での自動車市場はGMとフォードの独壇場だったようなので、日本のあらゆるところでシボレーやA型フォードが走っていたようで絵葉書の車はどちらかの車ではないかと思います。

終戦になるまでアメリカの車部品を輸入して日本の工場で組み立ていたようですがなんだか不思議ですね〜！

絵葉書から地元の近現代の歴史を学ぶ事が出来ます。

これからもコツコツ安くても歴史的価値が無くても私が気に入った資料だけを集めていけたらと思います。