関東地区で今日放送された「タモリ倶楽部」で、ストローを使ってジュースを飲んだ時に最後の方で鳴る迷惑なズズズと響く音を小さくする実験をやっていました。
あれは、ジュース等の液体と一緒に吸い込んだ空気が狭いストローの中で共鳴して音が大きくなるからで、物理学でいう気柱共鳴の一種です。
手っ取り早くストローの穴の断面積を小さくして共鳴を起こしにくくすればと思いましたが、企画に参加した大学(院)生からは色々なアイデアが出されていました。
番組で一番評価が高かったのが、ストローを使って飲物を吸い上げるのではなく、サイフォンの原理を応用してストローから自然に流れ落ちる飲物を飲む方法でした。
私も実際にやってみましたが、ズズズ音はかなり小さくなります。
ただ、飲物の入った容器、厳密に言えば飲物とストローの接触面を常に口よりも上に位置するようにしなければならないので、かなり疲れます。
と、物理の実験としては面白いのですが、そもそもの疑問があります。
「ズズズ音」ってそんなに恥ずかしかったり、迷惑に感じたりするのものなんですか?
番組のインタビューでは恥ずかしいから嫌だという声が多かったのですが、私は気にしたことがありません。
勿論映画の上映中とかライブの途中とか、音を立ててはいけない場面では注意しますが、
職場や喫茶店等で飲む時には気にも止めません。
寧ろ逆に、ズズズという音を聞くと、「よし、全部飲んだぞ」という達成感や満足感を覚えて気持ち良いのですが。
一般的にはそうでもないのかなあ。
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