半分ブロンド、半分ブルネットの美しい髪色を持つ11歳少女(英)
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私の友人に、高校教師がいる。
彼女の学校では、留学生を受け入れない。
彼女は、会議の場で何度か留学生受け入れについての議題を取り上げたことがあるそうだ。
現代ではもっとグローバルな活動をすべきだ。生徒達に新鮮な刺激にもなるだろう。トラブルを完全に回避することはどの部門でも無理なこと。逆にそれに対処することで異文化への理解が深まるだろう。生徒も、教師も。
だが全ての提案は却下されたそうだ。
前例がない。風紀が乱れる。よけいなトラブルが増えるのはよろしくない。
あまりにもくだらない、意欲のかけらも感じられない返答に、彼女は諦めたと言っていた。
まあどの職場にしても『前例がない』という断り文句は愚の骨頂だわ。
でもそれだけならばどうやってでも状況をひっくり返すことは出来ただろう。
若い教師だっているのだし、英語教師に外国人を起用しようかという議題も出たことがあったそうだから。
けれど『風紀の乱れ』に関してはあまりにも酷くて、同じ人類と会話してる気がしなくなったんだって。
外国人は目の色、髪、肌の色も違う。生徒たちがそれに憧れて髪を染めたりカラコンを入れ始めたらどうする?親に内緒でタトゥーをいれたら学校で対処できない。
かといって留学生に髪色や目の色を変えさせれば人権侵害だと攻撃される。
なら、最初から受け入れないほうが良い。……と。
多様性とか。個人の能力を伸ばすとか。そういう次元じゃないんだね。
規定の髪色、規定の制服、校則を遵守し、成績もそこそこで教師に逆らわず、さりとてロボット的な無感情ではない生徒だけが欲しいんだよね。
都合のいい子供だけがいればいい。つまりそういう意味合いの言葉しか帰ってこなくて、彼女もどうでもよくなった、と言ってた。
異色なものを美しい、すばらしい、と捉えることが出来る感性そのものが、羨ましいなあ。
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