東京都は4日、新型コロナウイルスの新たな感染者1万9798人と死者8人を確認したと発表した。病床使用率は54.1%。
集中治療室(ICU)などの入院患者も加えた新たな都の基準の重症者は3日時点で129人で、重症者用の病床使用率は17.2%。
東京都が3日に発表した緊急事態宣言発令を要請する目安となる新たな指標によると、重症者用病床使用率か、酸素投与が必要な患者の割合が30〜40%となり、かつ1週間平均の新規感染者数が2万4000人となった段階で判断する。
2日の発表から、感染者の濃厚接触者に症状が出た場合、検査をせずに医師の判断で陽性とみなす「特例疑似症患者」(みなし陽性者)を総数に含めている。
1週間平均の新規感染者数は4日時点で1万7368.1人で、前の週に比べて134.7%。都内の累計の患者数は65万4281人となった。
感染者は30代が最も多く3687人。
10歳未満2736人、10代2138人、20代は3664人、40代3391人、50代2003人などで、65歳以上の高齢者は1615人だった。
亡くなったのは60代と80代の男女それぞれ3人と、70代の男性、90代の女性。
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