デンマークがEU諸国で初めてCOVIDの規制をすべて撤廃 -

デンマークがEU諸国で初めてCOVIDの規制をすべて撤廃 -


今週末には、イングランドは、非常に不評だったワクチンパスポート制度とともに、問題のあった店舗や公共交通機関へのマスク義務付けを取りやめる予定です。北部のスコットランドでは、いわゆる「在宅勤務ガイダンス」を「緩和」し、ナイトクラブを再開するほか、会場の収容人数制限を撤廃するとしている。

英国とアイルランドが、非常に破壊的なCOVID制限政策をゆっくりと後退させる一方で、他のヨーロッパ諸国は、「パンデミック」体制全体を完全に廃止することで先陣を切っています。

デンマークは水曜日、COVID-19の制限をほぼすべて解除し、「社会的に重要な」病気と指定するのをやめると発表した。これは、西ヨーロッパ諸国がオミクロン・コロナウイルス亜種と戦うために導入した厳しい措置を緩和、あるいは根絶している最新の兆候である。

デンマークのマグヌス・ホイニッケ保健相は、2月1日に海外からの到着時の検査を除き、コビッド19の制限をすべて撤廃すると議会に文書で発表した。デンマーク政府が9月にすべての規制を解除したように、Covid-19を「社会的に重要な病気」と呼ぶこともやめる。つまり、広範囲な規制を導入する法的根拠がなくなるということだ。

水曜日の夜、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は、「今夜、私たちは肩を落とし、再び笑顔を見つけ始めることができます」と語った。「パンデミックはまだここにあるが、今わかっていることは、我々は重要な局面を乗り越えたと信じることができる」と語った。

デンマークは、英国、アイルランド、オランダに続いて、ほとんど全ての対策を中止すると発表した、ここ数日で最新のヨーロッパ諸国である...。

一方、ポリティコのような主流メディアは、最新の「亜種」-逃亡中とされる-に対する恐怖を伴って、この最新の展開を報じている。

この発表は、オミクロンの新しい亜種であるBA.2がデンマークで足場を固めつつあり、水曜日には新たに46,000人のCOVID-19患者が記録され、感染率を上昇させていることを受けたものです。

フレデリクセン氏は、「ここ数週間、感染率が非常に高く、実際、パンデミック全体の中で最も高い数字となっています」と述べています。「したがって、私たちが今、制限を手放す準備ができていることは、奇妙で逆説的に見えるかもしれません。

デンマーク保健医薬品局によると、デンマーク国民の約82％が2回接種で完全に予防接種を受けており、そのうち50％が3回目の接種で増強されているという。

しかし、FTが指摘するように、メディアで宣伝されている「症例」（別名PCR陽性）の増加には、COVID-19の結果としての重症化には対応できていない。

デンマークは今でも一人当たりのCOVID-19感染者数が世界で最も多い国の一つであり、オミクロンが毎日何万人もの感染を引き起こすため、現在は以前のピーク時の10倍以上になっている。しかし、集中治療室の患者数は減少を続けており、オミクロンを使用しても、2020年4月と2021年1月から到達したピークに達することはありません。

北欧の他の地域でも、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドが、今後数週間のうちに規制を緩和することを発表しています。
https://21stcenturywire.com/2022/01/29/denmark-is-first-eu-country-to-scrap-all-covid-restrictions/