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2022年01月30日09:05

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土佐街道居敷越山デビュー

自分ちの名前の残る土佐街道古道。
昔は居敷越えを使って、宍喰の担ぎの魚屋さんとかお遍路さんが、我が家の庭先通過していった。
新しい魚、干物、四角い鯨肉肉なんかを我が家でも買った。
薬屋さんも峠を越えて来て、置薬の交換していった。
お遍路さんには、米一合お金はご縁玉。

かすかな記憶には人形浄瑠璃の爺さんもやって来ててね(笑)あの人形が怖くて視線外して観てたね。

7月の祇園祭には叔母さんの嫁いだ先宍喰に呼ばれるのが楽しみでした。
その時もこの峠を越え宍喰の海岸国道55線まで歩くのだ
峠には立派な一本松。
姥目樫の樹林の先は広がる太平洋。
山桃の熟れる頃るんるん

今山地図で調べてみると、たったの5km/標高は200メートル少しだがこの我が家南に居座る居敷越は
幼児の自分には大きな存在でした。

それで自分の山行デビューはここ。
まだ4歳だったみたいです。

「あの青いのはなにexclamation & question」「 あれは海や」「 あの白いのは何exclamation & question」「 あれは波じゃ」おばあちゃんは死ぬまでこのやり取りを話してたな。
昭和33年頃の話
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