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2022年01月29日02:17

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残念ですが、今年も2月11日の上地の獅子舞・城田神社の獅子舞は中止となりました…

最近は宮川流域あるいは伊勢志摩の獅子舞を「御頭神事」で分類することがよくありますが…上地町や城田地域では「上地の獅子舞」や「城田神社の獅子舞」と称していました。

少し遡りますが、私が宮川流域ルネッサンス協議会の案内人でこれを紹介した時には御頭神事を使わせて頂きました。やはり違和感がありました。

「上地のじんじ」やその「よびし」は祭りの日に各家庭でご馳走を作り、兄弟や親戚を招いて振舞っていました。今は、よびしをする家は少なくなっていると思います。

「だいこたき」は味噌で大根を炊き、獅子舞を見に来てくれた皆さんに振舞うことですが。上地では大根のことを「だいこ」と言い、伊勢沢庵も単に「だいこ漬」と言っていました。もう50年以上も前の上地町では多くの農家で大根を栽培し、冬の空っ風で乾燥をして、納屋の一角にコンクリートのタンクと言われる大根漬けの施設を持っていました。漬け込んだ大根は出荷前に樽に詰め替え当時は国鉄の宮川駅から貨車で皆さんの元へ。

上地の獅子舞の時の「だいこたき(大根炊き)」は明治や大正でなく、まして昭和でも戦前ではないだろう。写真ような獅子がだいこを咥えるのは、そんな昔に行われていたなんてあり得ない。おそらく悪戯のような発想から始まったのではないのかと考えるのは私の持論です。根拠ある上地の獅子舞の歴史が乏しいので、どなたか資料をお持ちでしたらよろしくお願いいたします。なお、獅子頭は新旧で2体飾られていますが、奉納のために舞うのは1体です。

伊勢志摩きらり千選
http://kirari1000.com/www.kirari1000.com.base_data.base_data.phpQkirari_cd=00391.html
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