1月27日(木)。
毎週木曜日、生協の日。
今日もアイスキャンディなどと一緒に蜜柑がやってきた。
一昨年の秋から冬。
いつも買い物に行くスーパーの蜜柑が高くて手が出せないでいた。
帰りにスーパーの向かいの酒屋を覗くと蜜柑が一袋200円で売っている。
「うちの庭で採れたんですよ」
やれ、嬉しい。
喜び勇んで買い、帰る道中一皮剥いて口に入れた。
うーむ。甘いでも酸っぱいでもない、液体が広がる。
蜜柑そのものもちっちゃい。一口サイズだ。
それでもとにかくその蜜柑を買い続けた。
ある日、蜜柑を貰って食べた。
うーむ、甘い、みずみずしい。
これが蜜柑本来の味だ。
これは売り物の蜜柑だそうだ。
確かに酒屋の蜜柑はウチの庭で採れたと言っていた。
そうか、その差か。
それから酒屋の蜜柑は買わなくなった。
そして去年から生協を取り始めた。
カタログに蜜柑が載っている。
黄色く輝く蜜柑、蜜柑。
喜んで取った。
1週間後届いた蜜柑。
甘い美味しいみずみずしい。
これが蜜柑本来の味だ。
それから毎週生協で蜜柑を取っている。
木曜日は蜜柑の日。
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