…正午まで、アルバイト。
帰りに、御成門のみなと図書館へ行く。
帰宅後、DVDで藤井道人監督の「青の帰り道」を観ました。
夏目漱石の小説「三四郎」を読み終わりました。
☆「青の帰り道」(2018)監督 藤井道人 出演 真野恵里菜、清水くるみ、横浜流星、森永悠希、戸塚純貴、秋月三佳、冨田佳輔、工藤夕貴、平田満
2008年.東京近郊の町でまもなく高校卒業を迎える7人の若者たち。
歌手を夢見て地元を離れ、上京するカナ。家族と上手く行かず、実家を出て東京で暮らすことを決めたキリ。漠然とデカイことをやると粋がるリョウ。カナとの音楽活動を夢見ながらも受験に失敗し、地元で浪人暮らしのタツオ。できちゃった婚で結婚を決めたコウタとマリコ。現役で大学に進学し、意気揚々と上京するユウキ。
7人がそれぞれに大人への階段を上り始めて3年後。夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者、…7人7様の人生模様がくりひろげられる。
そして、再び " あの場所 ” に戻った者たちの胸に宿る思いとは……。
なんとも “ にがい " 青春群像劇でしたねぇ。
…みんな、それぞれ、胸に夢を秘めて社会に出ていくンですけど、ねぇ。なかなか思うようには上手く行かないのが、現実なんですな。
そんな厳しい “ リアル ” を描いた、辛口な青春映画です。
横浜流星が、田舎のヤンキー兄ちゃんをじつに “ ソレらしく ” 演じていて感心しましたよ。
同じように、工藤夕貴演じるキリのおっ母さんもイイ感じでした!
藤井道人監督の真摯な映画を作る態度にはとても好感が持てるので、これからも頑張ってほしい監督さんです。
『人生に正解なんて、私は無いと思うんだ。
そりゃあ、
失敗ばっかの人生かも知んないけどさ。
なんて言うか、
それはそれで、いいんじゃないの?』
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