「逃亡者 (1947)」

　…正午まで、アルバイト。

　帰宅後、DVDでｼﾞｮﾝ・ﾌｫｰﾄﾞ監督の「逃亡者」を観ました。



　☆「逃亡者」(1947)監督 ｼﾞｮﾝ・ﾌｫｰﾄﾞ 出演 ﾍﾝﾘｰ・ﾌｫﾝﾀﾞ､ｳｫｰﾄﾞ・ﾎﾞﾝﾄﾞ､ﾄﾞﾛﾚｽ・ﾃﾞﾙ・ﾘｵ､ﾍﾟﾄﾞﾛ・ｱﾙﾒﾝﾀﾞﾘｽ､ﾚｵ・ｷｬﾘﾛ､J・ｷｬﾛﾙ・ﾈｲｼｭ

　『舞台はメキシコ。新政府によって禁酒法が敷かれ、宗教を追放する政策がとられていた。そんな中、ある一人の神父が国外脱出を試みるが、救いを求める市民の姿を目の当たりにし、彼はメキシコに留まることを決意する。彼を匿う市民たち。しかし、彼に警察の手が少しずつ忍び寄っていた。
　名優ヘンリー・フォンダを主演に迎え、ジョン・フォードがルイス・ブニュエル作品を支えた名キャメラマンのガブリエル・フィゲロアと組んだ人間ドラマ。「第三の男」で知られるグレアム・グリーンの小説を明暗豊かなストイック夏映像で描き出す。』


　ジョン・フォード監督作品としては、かなり異色なものであることは確か。…見ていて、戸惑ってしまいました！

　最初は、いったいどうなるコトやら…ってな感じでしたが、ずう〜っと観ていたらなんとなく取り込まれてしまった感じ。
　…ただ、いつものジョン・フォード映画を期待していると、絶対に裏切られます！

　そういう意味では、ワタクシもちょっぴり裏切られた口かな。(笑)
　映画としては面白くないワケではないンですけど、ちょっと宗教観が違うせいもあるんでしょう、いまひとつノリ切れなかった。

　…全編、どうしようもなく暗い空気が充満し、やり切れない雰囲気がたまらなく厭でしたね。