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2022年01月15日17:05

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NZ-999

■東京、新たに4561人感染=新型コロナ
(時事通信社 - 01月15日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6814033


今月末にはピークアウトですかな?
彼女候補のハルという名前の由来は分かるヤツは挙手
今日も最強の防御兵装である免疫を平常に保っております
コロちゃん騒ぎするくらいならこれ読め(笑)

「NZ-999」
『空、アリス。2人にはコイツを探しだしてもらいたい。最近、レルムのモビルスーツ部隊を片っ端から殲滅している青色のネオジオングだ。』
「なるほど……確かにその機体は気になりますね。しかし、私達だけで大丈夫ですか?」
「レルムは私達の敵だからそれらを殲滅しているという事は味方じゃないのか?」
「そうかもしれない……でも油断は禁物。」
『ふむ…。では頼んだぞ。』
「はい!」
「任せてくれ。」
「あのネオジオングだけど元々、私の機体になるはずだったものかもしれない…。そういう話があったんだけど戦闘スタイルが違いすぎるという事で流れてそのまま行方不明になったと聞いたわ。」
空がそう言うとアリスも同意する。
「私もそれを聞いてる。それにしても、一体誰がそんな事を?まさか昔、私達を助けてくれていたクスィーとペーネロペーのパイロットが乗っているのか?」
「どうだろう……でも本当にそうなら会ってお礼を言いたい。何回も助けられた。」
「そうだな……私も命を救われた事がある。」
「じゃあ、見つけても攻撃しないであげてよ!!」
「分かっている。だが、もし戦う事になれば容赦はしない。」
「うん……」
それからしばらくして、空達は宇宙へ上がる。
そしてネオジオングを探すためにセンサーを最大にすると反応はすぐに見つかった。
「複数の反応がある…。ネオジオングじゃない。レルムの部隊か?いや、それとも……」
「とにかく行ってみよう!何か分かるかも!」
「分かった。」
2人反応のある場所に向かう。
「この辺りのはずなんだが……」
「レーダーにも映らないなんておかしいよね……もしかしたらステルス機なのかな?」
「ありえるな。だが、そうなると厄介だ。こちらからは捕捉できない。」
「どうしよう……ん?」
その時、ある事に気づく。
「これは……!?」
それは点々と続き、その先には破壊されたモビルスーツらしき残骸がいくつもあった。
「この先に行ってみるしかないようだな。」
「うん……」
そして2人はさらに進むとそこには異様な光景が広がっていた。
「なんだ……あれは……」
それは無数に広がる残骸だった。
中には原型すら留めていないものもあった。
「なんでこんなものが……!?」
「分からない……ただ、ここで戦いがあったことだけは確かみたいだな。」
「うん……」
(これだけの数の戦いがたった1機で出来るわけがない……しかもこんな事ができる機体といえば……)
2人はその可能性を考える。
(まさか……ネオジオングが単機でレルムの部隊を片っ端から倒したっていうの?)
(あり得ない話ではないな……。)
そう思いつつ更に進むと大きな戦艦を見つけた。
「あれは……?」
「ああ、間違いない。」
「でもボロボロになってる……。」
「おそらく誰かが戦っていたんだろう。」
「誰だろう……?」
「さぁな。」
そう言いながらその戦艦に近づくと突然、ビームが飛んでくる。
「うわっ!?」
「くっ!」
なんとか避けるがその衝撃で戦艦は吹き飛び爆発を起こす。
「今の攻撃をしてくる相手となるとやはり……!」
「ネオジオングだね……。」
その時にアリスが爆発した戦艦の中に銃を構えた状態でコックピット辺りが消し飛んでいるモビルスーツを発見する。
ネオジオングらしき機体は空とアリスへ攻撃したのではなく2人を庇ったかのように見えた。
「あの機体が守ってくれたのか……?」
「だとしたら、何で私達に接触してこないの?普通ならすぐに接触してきそうだけど……」
「わからない……」
2人が話し合っていると突如、通信が入る。
『空、アリス。ネオジオングについて何か情報はあるか?あったら教えてほしいのだが?』
「艦長!?」
「モビルスーツの残骸が大量にありそれを捜査していたのですが、隠れていた敵に気付かなくて撃たれそうになっていたところをネオジオングに助けられたんです。」
『ほう……』
「やはり、あの機体は私達を庇ったような気がしてならないんです。」
『なるほどな……わかった。一度戻ってこい。作戦会議を行う。』
「了解しました。」
そう言って通信を切る。
「戻るぞ。」
「うん……」
そう言ってその場を後にする。
「やっぱり、私達の知っているパイロットが乗っていたんだと思う。」
「私もそう思う。」
「でも、どうして接触してこなかったんだろ?」
「わからん……」
そうこう話しているうちに基地へと戻ってきた。
『ご苦労だった。だが、これからが本番だ。君達が遭遇したという青いネオジオングの事を教えてくれないか?』
「それが…殆んど分からないんです。私達を庇うようにビームを撃ったら直ぐに何処かへ行ってしまいました。レルムの部隊を殲滅、私達も撃とうと思えば撃てたのにそれをしなかった。」
『ふむ……そうなのか……。まぁいいだろう。それよりも、まずは君達に礼を言うべきだろう。ありがとう。おかげで助かった。』
「いえ……私達は……」
『しかし何者なんだろうか?ネオジオングに乗っているということは間違いなくニュータイプという事だが、一体どこの組織のものなのやら……。』
「わかりません……。」
『そうか……。ひとまず君達には休息をとってもらう。疲れているところ悪いがよろしく頼むぞ。』
「了解です。」
それから数日かけて捜索するも結局、ネオジオングを見つける事はできなかった。
「どうする?このままじゃ何も進展しないぞ?」
「確かに……」
(見つかるのはレルムのモビルスーツの残骸のみだもんな……。)
空は考える。
すると、空は何かを思い出したかのように言う。
「そうだ!もしかしたら、あの残骸はネオジオングのパーツの一部かもしれない!!」
「どういうことだ?」
「ネオジオングは複数のパーツに分かれてたはずなんだけど、そのパーツがバラバラになって落ちてたってことは……つまり、ネオジオングは戦闘中に撃墜された可能性があるんじゃないかな!?」
「それはないだろう。残骸が小さすぎる。ネオジオングをあそこまで粉々に出来る兵器をレルムが持っているなら私達に向けてくるはずだ。それに残骸に青色もその痕跡もない。」
「そっか……」
(でも、もし本当にネオジオングが撃墜されていたとしたら……そのパイロットは今どこに?)
「とにかく今はネオジオングの事を考えても仕方ない。次の行動を考えよう。」
「うん……。」
「それでは艦長、私達はこれで失礼します。」
『ああ、ゆっくり休んでくれ。』
そう言って2人は部屋を出る。「さて、私はもう寝るよ。お休みなさい。」
そう言って空は自室に戻っていく。
「ああ、私も休むとするか。」
そう言ってアリスも部屋に戻る。
その日、2人は同じ夢を見た。
それはネオジオングと思われる機体が巨大な化け物と戦うというものだった。
そしてそのコックピットらしき場所には男性が乗っているが、顔はボヤけて見えない。しかし、2人とも何故かその男性を知っている気がしたのだ。
「君は……誰なんだ……?何故、私達を助けたんだ……?いや、そもそも君は人間なのか……?」
アリスはその疑問を口にするが答えが返ってくることはなくそこで目を覚ます。
「また、同じ夢……か……」
2人の胸の中には謎のモヤモヤが生まれていた。
「艦長、ネオジオングについて何か情報は掴めましたか?」
『残念ながら何一つ分かっていない。』
「そうですか……」
『恐らく、あの残骸を調べたところでネオジオングに関する情報は何も出てこないだろう。』
「残骸からネオジオングの情報を引き出せないということでしょうか……?」
『そうだ。残骸の装甲を見てみろ。あれだけの損傷だ。おそらくコックピット部分は完全に吹き飛んでいたのだろう。』
「そうですね……」
『だから我々はネオジオングの情報を得られない可能性が高い。』
「そんな……」
(まさか、ここまで見つからないとは……)
2人がそう思っている時に艦長が言う。
『しかし、我々も諦めたわけではない。引き続き調査は続けるつもりだ。』
「お願いします……」
『それと、君達に朗報がある。』
「何でしょう?」
『実は最近、ネオジオングと同じ特徴を持った機体の目撃情報があった。』
「本当ですか!?」
『ああ、これまでのようにレルムの部隊を片っ端から殲滅しているらしい。』
「特徴は……?」
『青いカラーリングをしている巨大な機体で全身からビームを撃ち敵を操っているように見えたとの目撃証言もある。』
「それがネオジオングだと……!?」
『断言はできないが可能性はあるだろう。ただ、これに関しては目撃者が少なく情報が乏しい。もし、見つけたとしても迂闊に接触するのは危険だ。』
「了解しました……。ところでその機体は一体どこの組織のものなのでしょうか?」
『すまない。まだわからない。』
「そうですか……」
『だが、これだけは言える。君達にとってそのネオジオングと遭遇するチャンスが訪れる。』
「どういうことでしょうか?」
『その青いネオジオングはレルムの部隊が現れた時に現れる。現在、レルムの大部隊が我々に攻撃をしかけてきている。』
「え?!」
(ま、まさか……)
『もちろん返り討ちにするつもりだ。だが、その時は君達にも出撃してもらうことになる。準備をしておいてくれ。』
「了解です。」
「はい……」
(このタイミングでネオジオングが動くのか……。)
それから数日後、空とアリスは再び戦場にいた。
「今日こそは絶対に見つけてやる……。」
「そうだね!頑張ろう!!」
2人は決意を固め、敵が現れるのを待つ。
すると、レルムの大部隊がこちらに近づいてきた。
「来たな……!!」
「うん!!行う!!」
2機は戦闘態勢に入るが、戦力差は圧倒的で2人は絶望的とも言える状況だった。
空は敵の大部隊に攻撃を始めるが、数が多すぎて捌ききれずに徐々に被弾が増えていく。
(まずい……)
そしてアリスの方も敵に包囲されてしまい身動きが取れなくなっていた。
(このままじゃ……負ける……!!どうすればいい!?)
「くっ!!」
空は敵機の攻撃を避けつつ、反撃をしていく。
(このままではジリ貧だ……。何とかしないと……)
しかし、いくら戦っても状況は変わらない。
次第に2人の体力は限界を迎えようとしていた。
(もう無理なのかな…)
空がそう思った瞬間、突如として周囲に無数の光が走る。そしてその光に触れた敵機が次々と爆発を起こしていった。
「これは……!?」
そして、その光の先には巨大な機体がいたのだ。その機体は腕から光を放ちながら周囲を次々に破壊していた。
その機体を見たアリスは呟く。
「あれは……ネオジオングなのか……?」
その機体にはアリスも見覚えがあったのだ。
そして、そのネオジオングはアリス達の方を向く。
「まさか……私達を助けてくれたのか……?」
その言葉に応えるようにネオジオングはレルムの部隊に向かっていく。
「あの機体……味方なのか?」
ネオジオングは圧倒的な強さで次々と敵を蹴散らしていった。
その光景を見て空は言う。
「凄い……」
そのネオジオングは数分で全ての敵を片付けると何処かへ飛び去って行った。
「行ってしまった……」
「何者なんだろう……?」
2人の疑問だけが残った。
それから数日が経ち、ネオジオングについての調査が行われていた。
「艦長、ネオジオングについての情報は何か分かりましたか?」
『それがだな。赤と白のネオジオングも目撃されていた。少なくとも3機はいるはずだが、不思議な事に同時刻に2機以上で現れる事がなくネオジオングは常に1機で行動している。』
「そうなんですか……」
『そのネオジオング達は皆一様にレルムに戦闘を仕掛けているようだ。現れなければ壊滅的な被害を受けていたエリアもある。』
「それは……確かに不思議ですね……」
『ああ、だから我々も調査を続けるつもりだ。』
「もしかしたらだけど3機のネオジオングって全て同じパイロットなんじゃないか?それなら1機しか現れない事も似たような行動も全部、説明が付く。」
アリスが口を開き、そう言った。
『確かにそうだが、もし仮にそうだとしたら何故そんなことをする?』
「分からない……けど、もし本当にそのパイロットが同じだとしたらきっとその人にとってネオジオングが特別な存在なんだよ……。」
「常にネオジオングを使いたいから…。機体の整備等は必要です。その間は出撃出来ません。あのサイズなら時間もかかります。でも3機保有していれば1機はいつでも出撃出来るようにするのも可能ではないでしょうか?。もしレルム殲滅が目的ならそうするのもおかしくないように思えます。」
『なるほど……』
「あくまで私の憶測なので本当のことはわかりませんけどね……。」
『いや、貴重な意見だ。ありがとう空君。』
「いえ、お役に立てたのなら幸いです。」
「とにかく、またネオジオングが現れた時に接触してみよう。もし、協力してくれるようなら一緒に戦うのもありだと思うし。」
「そうだね!」
それから数日後、再びネオジオングが現れる。
ネオジオングは前回と同じように大部隊を相手に暴れまわっていた。
「いたぞ!ネオジオングだ!!」
「行くよ!!アリス!!」
2人はネオジオングに接近すると、通信を送る。
「聞こえるか!?私の声が聞こえれば返事をしてくれ!!」
「………」
返事はない。
だが、2人は続ける。
「私は空!!こっちはアリス!!あなたに聞きたいことがあります!!」
「……」
やはり返答はないが、それでも2人は続けた。
「お前は……誰なんだ……?どうして私達を助けたんだ……?」
すると、2人に向かってビームが飛んできた。
反応が遅れて直撃すると思われたがネオジオングの腕がそれを庇う。
「危ない!!」
「今のは……!!」
巨大なモビルアーマーだ。
その機体は空とアリスに襲い掛かってくる。
またネオジオングが2人を守るようにモビルアーマーにビームを放つ。
「やっぱり……私達のことを守ってるのか!?」
しかし、モビルアーマーにはバリアのようなものが装備されておりネオジオングのビームを弾いてしまった。
そして、その機体が攻撃を開始する。
無数のミサイルを飛ばしてきたのだ。
ネオジオングはそれを全て撃ち落とすとアレを展開する。
「今の人の世界に存在してはならない」と言われるサイコシャード…。
辺りが光に包まれて空、アリス、ネオジオングのパイロットは意識が繋がった。
(これは……)
「まさか……あなただったんですね。赤色のメッサーのパイロットって言ってたじゃないですか……そうなるとペーネロペーも……」
「クスィーで何回も私を助けてくれたな…。しかし何で……?」
「最後まで隠すつもりだったが、こんな形でバレるとは思わなかった…モビルアーマーを撃破したら全て話すよ。2人の船に行っていいか?」
「はい……お願いします……」
そして、光が更に輝きモビルアーマーは大爆発を起こした。
「もう俺の居場所なんて無いと思っていたが……まさかあんな風に助けてくれる人が居るとはな……」
「貴方が居なくなったら悲しむ人は沢山います。」
「そうだ!」
2人の言葉を聞いてパイロットは言う。
「ありがとう…俺はネオジオン所属だ。」
こうして2人は全てを知る事になった。
彼が帰還する時に空とアリスは助けてくれた事への感謝を込めて握手を求めた。
「ありがとうございました。また会える日が来るといいですね……」
「ああ……」
「名前……教えてくれないか?」
「ジオンの不死鳥とでも名乗っておくかね?じゃあな!」
ネオジオングは飛び去って行った。
「行っちゃったな……」
「うん……いつかまた会いたいよね」
2人はその時までこの出会いを忘れる事は無かった。
それから時は流れ、何回かネオジオングは出現したが接触は出来ていない。
しかし、2人の中で忘れることの無い出来事であった。
「あれから随分経ったな……。」
「そうね……」
「今でも覚えてるよ。あの時、私達が会ったパイロットが今どうしているのか気になる。」
「生きていればきっとどこかで活躍してるような気がするな。」
「そういえばさ、最近新しい赤いモビルスーツがレルムのモビルスーツを撃破してるらしい。もしかしたら彼なんじゃないか?」
「かもしれないね……。」
「もしそうなら、また会えたらいいな……。」
「そうね……」
空とアリスは再び出会うまでそんな会話をしていた。


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