MRI診断〜脳ドック

　４０歳以上の方で、脳ドックを受診されていない方は一度はされたほうがよろしいのではないでしょうか。何年か前に人間ドックで内科検診時に脳神経外科医から言われたことです。
「問題が無ければ、５年は大丈夫だ！受けておいたほうがいいですよ！」
と念を押されてしまっていた。
料金が２〜５万円するが、翌年、３万円別途、オプションで受けてみたが、とりあえず、問題はなかったようだ。

　大脳の未破裂動脈瘤などの問題はないようだった。当然、頸動脈エコーも受けたが問題なし。

　問題があったら、大変だ。

　徒歩５分以内のところに脳神経外科医院が２つある。もの忘れ外来で有名な奥村メモリークリニックは、最近、大きな看板を設置したようだ。ここ、脳外科だけでなく心療内科も併設している。大阪北区の放火事件ではないが、心を病んだひとのやることはわからん。
こころの病と言っても、脳の病気とされているので、MRI画像でもチェックはするのかもしれない。

病んだひとばかり診ておられるかもしれませんが、健常者も見てもらいたいものだ。相対性理論のアシンシュタイン博士の脳は、標本保存されており、凡人と違った脳であったとNHKスペシャルで放映されていたことがある。器質的に違うそうだ。

将棋のプロ棋士や囲碁のプロ棋士の脳はどうなっているんだろうか？
むやみやたらとMRI画像診断をおこなうのは問題です。
興味はあるけれど、これほどの個人情報はない。

神童・天才と呼ばれるひとの脳はどうなっているんだろうか？

という素朴な疑問は残る。

こればっかしは、個人情報の範囲でもあり個人の感情も考慮がいるので、
そうかんたには、降ろされない。

胸部レントゲンを２〜３枚で100mrem（ひゃく・みり・れむ）程度と言われている
１ｍSV（1ミリシーボルト）と同じ単位となりますが、自然放射線がおよそ100mrem（１ｍSV）なので、それくらいまでなら可。病気で必要に応じて、レントゲン等の回数を決めなくてなりません。

　天才脳を調べたいという好奇心は誰しも持ちますが、そこは個人情報となるので、
安易に調べたいと言って、むやみやたらとMRI画像診断したがるのもおかしいことだ。

　頭部MRA画像診断は、あくまでも予防や治療のためにしてもらうことなので、
興味本位で勧めるわけにはいかない。

奥村歩氏の書籍がいくつか出版はされている。
地元新聞で取り上げられて、その記事を看板にだれでもわかるようにあらしてあります。