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2022年01月03日11:55

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メルケル前政権は国内の電力の65%を30年までに再生可能エネルギーで賄う目標を掲げていたが、新政権はこれを80%に引き上げた。石炭火力発電の全廃時期も従来計画の38年から30年に前倒ししたため、>

風力・太陽光発電の推進にとどまらず、水素の積極活用が急務≫



水素発電、日系企業に商機 独新政権が推進




1/3(月) 7:11配信

時事通信

ドイツ電力大手RWEと川崎重工業が実証試験を行う水素発電施設の予想図(RWE提供・時事)
 【フランクフルト時事】ドイツ政府は気候変動対策の一環として、水素を燃料に使う発電施設の整備に向けた取り組みを進める。

 川崎重工業や三菱重工業などの日系企業が水素発電の研究開発に力を入れており、商機へ期待が膨らみそうだ。

 水素発電は水素を燃やしてタービンを回し、電力を発生させる。水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出せず、クリーンなエネルギー源として注目されている。

 ドイツでは中道左派の社会民主党(SPD)と環境政党の緑の党など3党による連立政権が2021年12月に発足。電力会社がガス火力発電所を新設する際には、将来的に水素発電に転換可能な設計とするよう求める方針を明らかにした。

 これと前後し、ドイツ電力大手RWEと川重は、水素燃料だけで30メガワット級の発電を行う実証試験を24年以降に独北部ニーダーザクセン州で開始すると発表した。川重のタービンは水素100%でも、天然ガスと混ぜても燃料として使えるのが特徴で、「米国や中東などでも水素発電への関心が高まり、事業拡大が期待される」としている。

 水素の製造過程で化石燃料を燃やし、CO2を排出すると温暖化対策の効果は薄い。RWEと川重の実証試験では、風力由来の電力で製造した水素を利用する。

 三菱重工も独北部ハンブルクで、風力や太陽光を使って水素を製造する研究事業に参加。25年ごろの水素製造開始を目指している。

 メルケル前政権は国内の電力の65%を30年までに再生可能エネルギーで賄う目標を掲げていたが、新政権はこれを80%に引き上げた。石炭火力発電の全廃時期も従来計画の38年から30年に前倒ししたため、風力・太陽光発電の推進にとどまらず、水素の積極活用が急務となった。 






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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー―――以上転載ー
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e29557699e2659eaa91df7ec2ec0e85a6e4f8e3




川崎重工、独RWE社と水素燃料100%の発電実証の実現に向けた協議を開始


企業:川崎重工業

産業:機械

2021年12月9日 17:07

発表日:2021年12月09日



30MW級ガスタービンでは世界初となる、水素燃料100%の発電実証の実現に向けた協議を開始



川崎重工とドイツのエネルギー会社であるRWE Generation SE(以下、RWE社)は、30MW級ガスタービンでは世界初となる水素燃料100%の発電実証について共同で検討を進めることに合意し、2024年中の実証運転開始に向けた詳細協議を開始しました。

*参考画像(1)は添付の関連資料を参照

本事業では、ドイツ・ニーダーザクセン州でRWE社が運営するエムスランド水素パークおよび天然ガス発電所内に、川崎重工が開発した水素燃料対応の30MW級ガスタービン「L30A」を用いたコージェネレーションシステム(GPB300)を設置します。2024年中に拡散燃焼器(ウェット方式(※1))による水素と天然ガスの混焼および水素燃料100%による発電実証運転を開始し、運転データの収集と運用特性の確認を行う計画です。

30MW級ガスタービンの水素燃料100%による発電は世界初で、川崎重工が2018年に達成した「市街地における水素燃料100%の1MW級ガスタービンによる熱電併給(※2)」に次ぐ、CO2フリーの分散型発電や自家用発電を実現するための取り組みです。

また、実証試験に用いる水素燃料は、RWE社が保有する約2GWの風力発電施設から供給される電力を使い、水を電気分解することでつくられたCO2フリーの水素を利用する予定です。

さらに将来的には、川崎重工が開発中のマイクロミックス燃焼技術を適用したドライ方式(※3)の低NOx燃焼器による水素燃料100%の発電実証試験を実施することも検討しています。

*参考画像(2)は添付の関連資料を参照

川崎重工とRWE社は、両社の持つ技術やノウハウ、データを活かし、今回の実証事業を着実に実施することで、水素エネルギーを利用したカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

※1 ウェット方式

 NOx低減のために水噴射(あるいは蒸気噴射)を行う燃焼方法。燃焼安定性に優れ混焼への対応も容易であるが、水分が燃焼エネルギーの一部を吸収するため効率の向上が難しい。

※2 市街地における水素燃料100%の1MW級ガスタービンによる熱電併給。

 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業として、株式会社大林組と実施。

※3 ドライ方式

 水噴射(あるいは蒸気噴射)を行わず、NOx低減をする燃焼方法。燃焼エネルギーのロスが無いためウェット方式と比べ発電効率が高くなるが、燃焼温度のコントロールが難しい。

以上

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像(1)

https://release.nikkei.co.jp/attach/623466/01_202112091705.JPG

参考画像(2)

https://release.nikkei.co.jp/attach/623466/02_202112091705.JPG

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP623466_Z01C21A2000000/




北部ドイツの水素プロジェクトに三菱重工と欧州企業のコンソーシアムが基本合意

(ドイツ)


ベルリン発



2021年02月02日







三菱重工業、オランダ・英国の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル、スウェーデンの総合エネルギー企業バッテンフォール、およびドイツ・ハンブルク州の熱供給公社バルメ・ハンブルクの4社は1月22日、ドイツ北部ハンブルク港に近接するモーアブルクでの風力発電と太陽光による水素の生産と活用に関するプロジェクト推進について合意した。

2020年12月に商用運転を停止したモーアブルクの石炭火力発電所跡地を利用し、100メガワット規模の水素電解プラントを2025年までに建設する。再生可能エネルギー由来の電力を利用して、水を電気分解して生成されるグリーン水素の製造、供給、利用を行う開発拠点「グリーンエネルギーハブ」として発展させることを主眼としている。

モーアブルクは、38万ボルトの国の送電網と11万ボルトのハンブルク市の送電網の両方に接続されておりグリーン電力をモーアブルク風力発電所から供給できること 、周囲の港湾に停泊する海外の船舶向け水素・アンモニア燃料供給の需要が期待できること、ハンブルクガス供給公社がハンブルク港周辺の水素供給用パイプラインの拡張整備に着手していること、水素電力を利用する事業者など潜在顧客が周辺に集積していること、など水素のバリューチェーン構築を網羅する好条件が備わった立地になっている。

三菱重工は、水素製造にかかる技術・エンジニアリング分野を担うほか、産業顧客の水素活用プロセスの最適化、地域暖房インフラへの水素製造設備の統合などを担当。需給を最適化するデジタル技術を活用した、メンテナンスサービスの提供も検討していくという。

同プロジェクトは、「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」(2019年12月10日記事参照)に基づく国家補助を2021年上半期に申請の予定で、さらにハンブルク州政府からの支援も期待される。

ハンブルク州環境・エネルギー相で、ハンブルク熱供給公社の監督委員会議長でもあるイェンス・ケルスタン氏は「エネルギー転換を行うハンブルク州にとって、この合意は重要な一歩。ハンブルク州は水素分野で最前線に立ち、州政府はこの取り組みを支持している」と期待を示した。

現地経済紙「ハンデルスブラット」は同日、「これまでグリーン水素の生産はパイロットプロジェクトにとどまっていたが、今回の大規模水素製造プラントが成功すれば、大幅なコスト削減により経済的なグリーン水素生産が実現される可能性がある」と報じた。

(ヴェンケ・リンダート、中村容子)



(ドイツ)




ビジネス短信 c96e9aaa1e59bafd


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ビジネス短信

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/02/c96e9aaa1e59bafd.html
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