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2022年01月01日02:48

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週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.1163(2022/1/1)


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*          第1163号*
  *■■■■■■■■■*2022/1/1        *
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※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第1163号
  ■映画インプレッション『キングスマン:ファースト・エージェント』
 ■2021年独断と偏見のベスト10
  ■石男的衛星電影案内(Vol.1093)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『キングスマン:ファースト・エージェント』
  監督:マシュー・ヴォーン 主演:レイフ・ファインズ
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  ☆スパイアクション「キングスマン」シリーズ第3弾。世界最強のス
  パイ組織“キングスマン”誕生の秘話を明かす。欧州に第一次世界大
  戦勃発の危機が迫る中、オックスフォード公に連れられたコンラッド
  が訪れたのは、高級紳士服テーラー“キングスマン”だった。監督は、
  シリーズ全作を手掛けている「キック・アス」のマシュー・ヴォーン。
  出演は、「007スペクター」のレイフ・ファインズ。

  1914年、第一次世界大戦勃発の危機が迫るヨーロッパ。大国間での陰
  謀が渦巻き、不穏な空気が漂っていた。英国貴族のオックスフォード
  公は息子コンラッドを連れて、高級紳士服テーラー“キングスマン”
  を訪れる。国家に属さない秘密結社の最初の任務は、世界大戦を密か
  に操る闇の狂団に立ち向かい、人類を破滅から救うことだった…。

  現代を舞台にした前2作と違って100年以上前のキングスマン誕生
  までの物語なので、特殊近代兵器の面白さなどは無く、主に肉弾戦と
  いう感じなのでかなり雰囲気が違いました。展開もシリアスなシーン
  が多くてキングスマンが誕生する信念がよく判ります。

  レイフ・ファインズと言えばハリー・ポッターのヴォルデモート卿の
  悪役を思い出しますが、本作では家族を愛し、平和を愛するオックス
  フォード公を見事に演じていました。体当たりでアクションシーンも
  こなしていました。

  中盤のクライマックスにロシアの怪僧ラスプーチンとの対決シーンが
  ありますが、青酸カリ入のお菓子を食べさせるのは史実でラスプーチ
  ンが暗殺された時と同じで、青酸カリが効かず銃で撃ち殺されたそう
  で、史実でも肺と心臓を撃たれてもラスプーチンは立ち上がり、さら
  に一発体を撃ち抜いてもさらに立ち上がり、最後は額を撃ち抜かれて
  絶命したそうで、映画よりも史実のほうが怪物ぶりが上回ってます。
  
  公式サイト > https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingsman_fa

  STONEMAN推薦度★★★☆ ラスプーチンの怪物度★★★☆
   (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■2021年独断と偏見のベスト10

【TAK・Gの2021 BEST10】

  2021年もまたコロナ禍のままで締めくくるとは想像していませ
  んでしたね。
  映画の中でもマスクをしていて、現在の状況を反映させた作品もあ
  り、いつになれば以前と同様な生活に戻るのか全く予想もつかない
  まま年を越そうとしています。在宅でのお仕事をしていて時の経つ
  のがゆっくりのようにも思えていたにもかかわらず、あっという間
  の一年でした。そして、コロナに怖気ず映画館へ果敢に見に行った
  一年ですが・・・年前半の素晴らしい作品への感動がすっかり薄れ
  てきています。
  例えば、アカデミー賞関連作品の「ミナリ」「ノマドランド」「フ
  ァーザー」「プロミシング・ヤング・ウーマン」は素晴らしい作品
  ですが、ベスト10には入れないでおくことにしました。感染者数
  の急増の夏は個人的に仕事も多忙になっていたので鑑賞数も減り、
  東京国際映画祭の開催された秋口からまた感動作品に巡り合うこと
  に・・・。そして、今年も順位が付けられずにピックアップだけす
  ることにしました。

  (50音順)
  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
  DUNE/デューン 砂の惑星
  オクトパスの神秘:海の賢者は語る
  サウンド・オブ・メタル
  ジェントルメン
  タミー・フェイの瞳
  パワー・オブ・ザ・ドッグ
  ラストナイト・イン・ソーホー
  隔たる世界の2人
  少年の君

  まさか007で涙するとは思っていなかったしダニエル・クレイグ
  という俳優さんをこんなに好きになるとも思っていなかったのです
  が、彼の演じたジェームズ・ボンドはあまりにも最高でした。DUNE
  は、壮大すぎるほどのSF空間の中で美しいシャラメが演じ、物語に
  ものめりこみました。ドキュメンタリーにはあまり興味がないので
  すが、「オクトパスの神秘」では、タコの生きざまを通じて、仕事
  に行き詰った映像作家が人生を粛々と見つめなおす美しい作品で心
  打たれました。「サウンドメタル」では、聴覚を失ったドラマーが
  過酷な人生から立ち直ろうとするまでのドラマが、素晴らしい音響
  効果とともに描かれ感動ものです。「ジェントルメン」は大好きな
  監督ガイ・リッチーだからひいき目かもしれませんが、監督らしい
  スタイリッシュさと音楽のセンスも大好きなので。東京国際映画祭
  で続けざまに見た「タミー・フェイの瞳」「パワー・オブ・ザ・ド
  ッグ」「ラストナイト・イン・ソーホー」は後々一般上映で鑑賞で
  きるだろうと思いながらあまり期待をしていなかったのですが、あ
  まりのおもしろさに驚きでした。「パワー・オブ・ザ・ドッグ」は
  NetFlix作品ですがスクリーンで見たほうが断然良い作品です。敢え
  て言うならば、私の2021年ベストです。「隔たる世界の2人」
  も年初頭のアカデミー賞で脚光を浴びた短編作品ですが、短時間の
  中で物語られたテーマの濃さと巧妙なストーリーの構築に、とくに
  ラストシーンにはがつんと心をつかまれました。そして「少年の君」
  ・・・アジア系の作品はあまり見ないのですが、賞レースに名を上
  げあまりの高評価なので見ずにはいられませんでした。そして、涙
  なしには見られず、私が生涯見たアジア系作品の中でもベスト10
  に入ること間違いなしです。
  (すべて週刊うるとらラッキーシネマで感想を掲たので詳細は割愛
  いたします。)

  次点(50音順)
  アナザーラウンド
  キングスマン:ファースト・エージェント
  パーフェクト・ケア
  最後の決闘裁判

  2022年公開予定ですでに楽しみな作品もありますが、いい加減
  にコロナが終息して心置きなく映画での鑑賞を楽しめる時が来るこ
  とを祈ってやみません。


【STONEMANの2022 BEST10】

  1. シン・エヴァンゲリオン劇場版
  2. 花束みたいな恋をした
  3. まともじゃないのは君も一緒
  4. ドライブ・マイ・カー
  5. 孤狼の血 LEVEL2
  6. 映画大好きポンポさん
  7. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
  8. ひらいて
  9. 空白
  10.由宇子の天秤

  次点:犬ころたちの唄
  
  配信作品ベスト:浅草キッド

  ワースト1:食人雪男

  ☆2021年はコロナ禍にもかかわらず、かなり多く本数を見れまし
  て1年間で157本の映画を劇場で見ました。Netflixの配信映画とか
  を入れるとさらに20本ぐらい映画を見ました。

  1位は思い入れのあるシリーズの見事な完結ということで選びました。
  劇場とアマプラを入れると10回ぐらい見ました。2位の花恋は、あ
  んな恋をしたかったという憧れと二人の別れの辛さの渦巻く複雑な感
  情に溢れた気持ちにさせられました。

  3位の「まともじゃないのは君も一緒」は、成田凌と清原果耶の純粋
  なラブコメディ感にハマりました。4位と5位は共に広島ロケの作品
  でどちらも素晴らしい仕上がりで、特に「ドライブ・マイ・カー」は
  広島を近未来的な都市として描いているのが印象的でした。

  6位のポンポさんは、映画愛に溢れたアニメで大好きな映画になりま
  した。7位の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、ダニエル・クレイグ
  がラストのボンドということでエモい展開ではありましたが、ラスト
  がボンド映画としては掟破り過ぎて上位に入りませんでした。

  8位の「ひらいて」は、主演の山田杏奈の魅力が本当に光る作品でし
  た。9位の「空白」と10位の「由宇子の天秤」は対になる話で、世
  間の目の冷たさや怖さを描いた作品で、とても心に残りました。

  次点の「犬ころたちの唄」は、広島ロケどころか広島人の作った映画
  で、いつも行く横川シネマが舞台だったりしてなんとも身近な場所の
  作品で、深夜兄弟の3人の歌声も素晴らしかったです。

  配信作品のベストは「浅草キッド」で、柳楽優弥のビートたけしの完
  コピも凄かったですが、大泉洋の昭和の芸人の心意気を体現したタッ
  プダンスも沁みました。

  ワースト1の「食人雪男」は、よくこの作品が劇場公開出来たと驚く
  べきレベルの低い作品でした。

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■石男的衛星電影案内(Vol.1093) 1/1〜1/7 by.STONEMAN

  ★今週の石男が選ぶオススメの1本
  <NHK・BSプレミアム> デジタルBS-103ch
  1月4日(火)13:00
  『ブレードランナー 2049』('86 アメリカ)
  監)ドゥニ・ヴィルヌーヴ 主)ライアン・ゴズリング
  ※SF映画の名作「ブレードランナー」の30年後を描く超大作。2
  049年、LA市警の捜査官Kは、人造人間=レプリカントを巡る重
  大な秘密を知る。捜査をはじめたKは、秘密のカギを握る男にたどり
  着くが…。主演はライアン・ゴズリング。前作の主人公ハリソン・フ
  ォードも出演、アカデミー撮影賞、視覚効果賞を受賞した圧倒的な映
  像美が見るものに迫る。監督は「DUNE/デューン 砂の惑星」を
  手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ。

  <GYAO!・無料動画> http://gyao.yahoo.co.jp/
  『デューン/砂の惑星』('84 アメリカ)
  監)デイヴィッド・リンチ 主)カイル・マクラクラン
  ※かつて「エル・トポ」の監督アレハンドロ・ホドロフスキーも映像
  化を試み失敗した、フランク・ハーバートの大河SF『デューン/砂の
  惑星』をディノ・デ・ラウレンティスが遂に映画化。“デューン”と
  呼ばれる砂漠の惑星アラキスを舞台に、覇権をめぐって繰り広げられ
  る勢力争いを描く。
  ★1/30まで無料配信中

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■編集後記
  ☆あけましておめでとうございます。当メルマガも今年で22年目を
  迎えます本年もよろしくお願いします。早くコロナ禍が落ち着いて、
  映画界が通常運転に戻ることを祈るばかりです。

  元旦夜にリモートシネマトークを開催しますので、こちらもよろしく
  お願いします。

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  リモートシネマトーク(映画を肴にリモート飲み会)
  毎月第一土曜日22時から 次回は1月1日土曜日、なんと元旦!

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.1163(2022/1/1)
■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com
■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city)
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