2021年12月25日(土)、北千住の足立区生涯学習センターにて開催されたオールドワールドコンベンションに参加。
この日の参加者は、主催のかませやぎさん、NOZAKIさん、タムさん、冬寂(拙者)の4名(参加者の名前はTwitterに準拠)。
注意:この日記は、『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』という絶版ゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。
前回が2020年12月12日なので、実に1年振りとなる今回は、主催のかませやぎさんのご要望で、初心者の体験ゲームを想定した500ポイント編制を用意した。
この日の取組(1戦目):ウォーハンマー・ファンタジーバトル ドワーフ 対 オーク&ゴブリン(500ポイント)
編成:
●先攻:ドワーフ(冬寂)
ルーンスミス(ジェネラル、ドワーフ・ウォリアーに合流)
ドワーフ・ウォリアー
サンダラー
キャノン
●後攻:オーク&ゴブリン(かませやぎさん)
オーク・ビッグボス(ジェネラル、ボア騎乗、オーク・ボゥイに合流)
サヴェッジオーク・シャーマン(Lv.1ウィザード、『モルクのにらみ(基本・直接攻撃系)(※)』、サヴェッジオーク・ボゥイに合流)
オーク・ボゥイ
サヴェッジオーク・ボゥイ
※:術者のベースから前方に伸びる直線を引き、それに重なった兵に【攻】4のヒットを与える。今回使う機会無し。
グリーンスキンは接近戦ユニットが二つ、かつどちらも二刀流という、シンプルに突撃してダイス振ります、という編制。初心者に貸し出す事を想定しているだけあって、運用に迷う要素が無い。
自分のドワーフは、ジェネラル以外は7版のスタートセット『どくろ峠の戦い』のユニットでまとめた、自分なりの『ドワーフらしい』編制(まあ、サンタカラーなので12月限定だが)。
シナリオ:
1.正面決戦
特殊ルールの無い、普通の対戦。
体験ゲーム想定のため、地形は無し、初期配置エリアは近め(12インチ)。
作戦:
ウォリアーは前に出て、相手の『突撃』の的になる。
サンダラーは動かず射撃。ハンドガンは『移動したら射撃不可』のため、動くとそもそも撃てない、というのもあるが、ドワーフの射撃を見せる事を想定。
キャノンは、いきなりゲームを壊したりしないように、キャラクターを狙わずにぶっ放す。
展開:
●開始前
『先祖代々の恨み(Ancestral Grudge)(※1)(※2)』により、全てのドワーフ側ユニットは敵を『憎悪』する(※3)。
※1:ドワーフは日本語版のアーミーブックが無いので、用語については前の版までに該当(類似)する単語がある場合はそれを当てはめて、無い場合は筆者が適当に訳を付ける。
※2:ドワーフは、アーミーブック『オーク&ゴブリン』と『スケイブン』から選ばれたユニットに対して『憎悪』のルールをもつ。他のアーミーについては、『前衛部隊』の移動前にD6を振り、恨みの程度を決定する。
※3:実際には、途中までルールの存在を忘れていた。
●1ターン表
キャノンがオーク・ボゥイを砲撃して3体を薙ぎ倒す。
サンダラーの射撃がサヴェッジオーク・ボゥイの1体を倒す。
●1ターン裏
オーク・ボゥイがドワーフ・ウォリアーに『突撃』。
サヴェッジオーク・ボゥイがサンダラーに『突撃』。突撃リアクションで『迎え撃て』を選択したサンダラーの射撃により2体が倒れる。
オーク・ビッグボスが2体、オーク・ボゥイが5体のドワーフ・ウォリアーを倒し、同時攻撃でルーンスミスとウォリアーのそれぞれに1体を倒される。『戦意喪失テスト』に失敗したドワーフ・ウォリアーは『逃走』。
サヴェッジオークとシャーマンが合わせて7体のサンダラーを倒し、同時攻撃で3体を倒される。
●2ターン表
ドワーフ・ウォリアーが『再集結テスト』に成功。
キャノンがオーク・ボゥイを砲撃するもミスファイア。『火薬系ウォーマシンのミスファイア表』の結果は『故障発生』で、このターンと次のターン射撃不可。
●2ターン裏
サヴェッジオーク・ボゥイが『内輪もめ判定』に失敗(※1)。チャートの結果は『口喧嘩(※2)』で移動できず。
オーク・ボゥイがドワーフ・ウォリアーに『突撃』。
※1:自軍ターンの始まりに、『内輪もめ』のルールをもつユニットはD6を振り、出目が1であれば失敗。さらにD6を振って『内輪もめチャート』に従う。なお、判定が成功した場合は特に判定結果を書いていない。
※2:可能な限り、最も近くに居る敵に『突撃』する。不可であればこのターンは行動できない。
オーク・ビッグボスが『一騎討ち』を挑み、ルーンスミスが受けるも、互いにダメージ無し。オーク・ボゥイとドワーフ・ウォリアーが同時攻撃で互いに4体を倒す。『戦意喪失テスト』に失敗したドワーフ・ウォリアーは『逃走』し、追い着かれて全滅。
ドワーフ側プレイヤーが投了してゲーム終了。
結果:グリーンスキンの勝利
雑感:
・初期配置エリアが近く、引いて待っても相手が退屈するだけだろうと初期配置ギリギリにサンダラーを置いたところ、サヴェッジオークの『突撃』の出目が良くて1ターンで届いてしまったので、『迎え撃て』を含めて2回しか射撃できなかった。
理想としては、射撃で減らされながらも接近戦に持ち込み、いい勝負になる、という展開にしたいのだが、射撃機会が少ないと大して数は減らせず、距離を空ければ(特に未経験者ともなれば)一方的に撃たれながらの前進はストレスになる。
キャノンをオルガン・ガンに替えると(どちらも120ポイント)、小ポイントのゲーム故の兵数の少なさから、出目が走ったときに大惨事になる。
・兵一体あたりのポイントが高いアーミーだと兵数が限られるので、想定を超える損害を一度受けただけでその後のリカバリーが出来なくなる。
最も簡単な解決策は、キャノンを外してヒーローx1、接近戦ユニットx2にしてしまうこと、という気がする。ただし、そうするとオールドワールドのドワーフらしさのアピールとしては弱い(個人の感想です)。
まあ、そもそもの目的がお試しなので、気を付けるべきは『相手を蹂躙しない』かつ『相手が何もしない時間を極力減らす』事であって、そこまで『ゲームが成立する』事に拘る必要は無いか。
1戦目の後、折角なので2対2のタッグ戦をやろうという事に。
この日の取組(2戦目):ウォーハンマー・ファンタジーバトル オウガ & ウォリアー・オヴ・ケイオス 対 オーク&ゴブリン & ヴァンパイアカウント(各500ポイント)
編成:
●先攻:オウガキングダム(NOZAKIさん)
ブルーザー(ジェネラル、オウガに合流)
オウガ
ノブラー
モーンファング・キャバルリー
●先攻:ウォリアー・オヴ・ケイオス(タムさん)
エグザルテッド・ヒーロー(ジェネラル、ケイオススティード騎乗)
ケイオスウォリアー
ケイオスチャリオット
●後攻:オーク&ゴブリン(かませやぎさん)
オーク・ビッグボス(ジェネラル、ボア騎乗、オーク・ボゥイに合流)
サヴェッジオーク・シャーマン(Lv.1ウィザード(大グァーグ)、『モルクのにらみ(基本・直接攻撃系)』、サヴェッジオーク・ボゥイに合流)
オーク・ボゥイ
サヴェッジオーク・ボゥイ
●後攻:ヴァンパイアカウント(冬寂)
ネクロマンサー(ジェネラル、Lv.1ウィザード(吸血)、『ネヘクの祈祷(基本・強化系)(※)』、ナイトメア騎乗)
スケルトン・ウォリアー
クリプトグール
ブラックナイト
※:術者の周囲のユニットの兵を復活させる。復活する数は術者のレベルと対象のユニット種別による。今回使う機会無し。
オウガとケイオスウォリアーは、8版で最も安定して強い(であろう)モンスター・インファントリーと重装歩兵が主力で、もう絵面だけで圧が非道い。さながら『2000万バワーズ』である。
オークは1戦目と同じ。
ヴァンパイアカウントは体験ゲーム用の編成で、弱くて数の多いスケルトン、毛色の違うアンデッドのクリプトグール、エリート騎兵のブラックナイトと、各種取り揃えてみた。
シナリオ:
1.正面決戦
特殊ルールの無い、普通の対戦。
横幅を広げた他は、1戦目と同じ条件。
作戦:
オークはともかく、非力なアンデッドでまともに抵抗できる気がしない。何とか『ネヘクの祈祷』による復活で粘りながら機会を待ちたい。
展開:
●開始前
特になし。
●1ターン表
モーンファング・キャバルリーがクリプトグールに『突撃』。
ケイオスチャリオットがブラックナイトに『突撃』。
オウガがオーク・ボゥイに『突撃』するも届かず。
モーンファング・キャバルリーが『インパクトヒット』とオウガとモーンファングの攻撃で3+1+4=8体のクリプトグールを倒し、同時攻撃で2ダメージを受ける。『踏みつけ攻撃』は当たらず。『存在のゆらぎ(※)』により残り2体が消滅して、クリプトグール全滅。
ケイオスチャリオットが『インパクトヒット』とチャリオティア(乗り手)の攻撃で4+1=5騎を倒し、ブラックナイト全滅。
※:アンデッドは『存在のゆらぎ』ルールにより、戦闘結果で負けた場合の『戦闘結果』の差分がダメージとなる。
●1ターン裏
オーク・ボゥイが『内輪もめ判定』に失敗(※1)。チャートの結果は『口喧嘩』でノブラーに『突撃』することが決定。
サヴェッジオーク・ボゥイがモーンファング・キャバルリーに『突撃』。
オーク・ボゥイがノブラーに『突撃』し、『迎え撃て(※1)』によるダメージは無いが、ノブラー・トラッパーによる『危険地形判定(※2)』で3体が倒れる。
スケルトン・ウォリアーがケイオスウォリアーに『突撃』。
※1:ノブラーは射撃武器を装備していないが、適当な尖った物を投げ付けるという、傍迷惑な能力をもつ。
※2:アップグレードとしてトラッパーを迎えているノブラー・ユニットに正面から突撃した敵は、『危険地形判定』を強いられる。
サヴェッジオーク・ボゥイがモーンファング・キャバルリーに4ダメージを与えて2体(1体と1ダメージ)を倒し、モーンファング・キャバルリー全滅。同時攻撃でオウガとモーンファングに1+3=4体を倒される。
ノブラーの攻撃はオーク・ボゥイに徹らず、反撃でビッグボスとボゥイが1+6=7体を倒すと、ノブラーは『逃走』。
ケイオスウォリアーに9体を倒されたスケルトン・ウォリアーの反撃は徹らず。『存在のゆらぎ』により8体のスケルトンが消滅。
●2ターン表
オウガとケイオスチャリオットが、両側面からオーク・ボゥイに『突撃』。
ノブラーは『再集結テスト』に失敗し、『逃走』を継続。
ケイオスウォリアーがスケルトン・ウォリアーの残り7体を倒して全滅させる。
ブルーザーが挑んだ『一騎討ち』をオーク・ビッグボスが受け、お互い1ダメージを与える。ビッグボスが乗るボアの攻撃は外れ(ブルーザー残り【傷】3、ビッグボス残り【傷】1)。ケイオスチャリオットが、『インパクトヒット』とチャリオティアとケイオススティードの攻撃で1+2+1=4体、オウガが『インパクトヒット』と通常攻撃と『踏みつけ攻撃』で1+1+1=3体のオーク・ボゥイを倒し、反撃でオウガが2点、ケイオスチャリオットが1点のダメージを受ける(残り【傷】3)(※)。オーク・ボゥイは『逃走』し、敵ユニットを通過した事による『危険地形判定』で1体が倒れる。
※:ここに限らず、攻撃はルールで定められた順番で解決しているが、記述が煩雑になる個所についてはユニット毎にまとめて書いてある。
●2ターン裏
サヴェッジオーク・ボゥイがオウガに『突撃』するも、オウガが『退却』して突撃失敗。
オーク・ボゥイが『再集結テスト』に成功。
●3ターン表
ケイオスウォリアーがサヴェッジオーク・ボゥイに突撃するも届かず。
ケイオスチャリオットがオーク・ボゥイに『突撃』。
ノブラーは『再集結テスト』に失敗し、『逃走』を継続。
オウガは『再集結テスト』に成功。
ケイオスチャリオットが、『インパクトヒット』とチャリオティアとケイオススティードの攻撃で3+2+1=6体のオーク・ボゥイを倒し、反撃でボゥイから2ダメージを受ける(残り【傷】1)。ビッグボスとボアの攻撃は徹らず。『逃走』するオーク・ボゥイにチャリオットが追い付き、ビッグボスごと全滅させる。
●3ターン裏
サヴェッジオーク・ボゥイがケイオスウォリアーに『突撃』。
ネクロマンサーがケイオスチャリオットに『突撃』(※)。
※:彼我のスペックを考えれば、普段ならまずやらない行動だが、�ヾ�に自軍はネクロマンサー以外全滅しているので気兼ねが無い、�△海里泙泙任惑埒�濃厚、�Bμ未�ら『突撃』すればケイオススティードの攻撃は受けず、生き残りさえすれば戦闘結果で勝てる、�ぞ綣蠅�いったら面白い、という理由でやってみた、のだが…。
ケイオスウォリアーにサヴェッジオーク・ボゥイ2体が倒され、シャーマンが1ダメージを受ける(残り【傷】1)。反撃で2体を倒す。
ケイオスチャリオットに搭乗するチャリオティアから、ネクロマンサーが2ダメージを受けて屠られる(※)。
※:…まあ、そうなるよな。
●4ターン表
ノブラーが『再集結テスト』に成功。
サヴェッジオーク・シャーマンに挑まれた『一騎討ち』をアスパイアリング・チャンピオン(ケイオスウォリアー・チャンピオン)が受け、残り1ダメージを与えて倒す。
ケイオスウォリアーは2体のサヴェッジオーク・ボゥイを倒し、反撃は徹らず。『逃走』するサヴェッジオークに追い付いて全滅させる。
ここでゲーム終了。
結果:2000万パワーズ…じゃなくて、オウガ&ウォリアー・オヴ・ケイオスの圧勝。
雑感:
ケイオスウォリアーの前でスケルトンが蝋細工の如く溶けるのは承知の上で、オーク・ボゥイの側面を突かせないために敢えてこちらから『突撃』したのだが、此方から『突撃』してしまうと次に自軍マジックフェイズが始まるまで、少なくとも2回の接近戦に耐える必要があるので、アンデッドの大きな利点である『ネヘクの祈祷』を使うまでにユニット自体が溶けきってしまう可能性が十分にある。性格として『待ち』が苦手なので、つい短絡的に突っ掛けてしまうのは良くない癖である。
今回は実に一年振りのゲームで、ルールの方はあやふやなのに賽の目は相変わらずの(マイナスの)冴えを見せ、十分過ぎるほど健在をアピールできた(せんでいい)。今、世間を騒がせている糞ウィルスが、根絶は無理だとしても、現状の様にある程度落ち着いた状況が続いて、来年は頻繁にゲームをできる様になると良いなぁ。
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