人生の苦しみの原因は何か？

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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２０２１年　令和３年
１２・２６（日）


　　　人生の苦しみの原因は何か？
　　　
　　
　姫野です。
　今日京都はくもり後小雪がちらつく
　とても寒い一日になりました。
　
　ど〜も、
　いかがお過ごしでしょうか。

　　津の国の　難波の春は　夢なれや

　　　　葦の枯葉に　　風渡るなり

　　　　　　　　　　　　　西行

　　（意）
　　摂津の国の、難波の浦の美しかった春は
　　夢だったのだろうか、今はただ冷たく
　　寂しい風が吹きわたっているだけだよ。
　　　確かに冬枯れの景色を見ていると
　　桜咲く美しい春は夢だったのかと
　　思うこともありますね。

　　　でもまた春は来ます。


　さて
　ブッダは人生は「苦」であると説かれました。
　「でも、結構楽しいこともあるよ」と
　感じる方も多いと思います。

　楽しみは苦の裏返しです。
　あなたの楽しみは苦のおかげです。
　苦があるから楽しみが生まれます。

　　生・老・病・死
　・愛別離苦　愛する人とも必ず別れなければいけません
　・怨憎会苦　いやな人と顔を合わせなければなりません
　・求不得苦　求めて得られない
　・五蘊盛苦　感覚器官・内面の心の伝える苦痛・後悔・恨み怒り
　　　　　　　忘れたい、無視したいと思っても無駄です。

　では
　この苦しみの生ずる原因は何でしょう？

　ブッダは「渇愛」執着にある。と教えます。

　渇愛・執着はなぜ生じるのでしょう？

　「私」にある。
　「ただあるがままの事実」を観れれば
　　感情は乱れません。

　でも、私たちは見ると同時に「私」を入れます。
　「わ〜、好きだ！」
　「わ〜、嫌だ！」
　瞬時に、自分がそこに入るのです。

　ですから
　苦しみをなくすためには
　「私」を入れずに見るという訓練が必要です。

　食欲・性欲・金銭欲・プライド欲にしても
　すぐ好きだ、嫌いだと騒いで苦しみます。
　全く困ったものです。

　「私」を入れずに「あるがままに観る」など
　どう訓練するか？というと

　ブッダは八正道の実践を説かれました。

　まず、自分で「私」を入れずに見れるか
　自分なりに工夫して試してみてください。
　人生を冷静に見て、考えられるようになり
　幸せにつながります。

　
　ではでは
　愛を込めて！ Mahalo!

　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）
　ana38655@nifty.com

　今日も笑顔でニコッとね。

　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　
　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。
　
　姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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