長らくご無沙汰しています
気が付けばもう今年も残り少なくなってきたので、4月以降の今年分のDIY記録をアップしておきます。
写真多いのでご注意ください。
友人の希望でジャンクヤードに行ってきたんですが、友人がスクーターのスマートディオを衝動買いで2台お買い上げで一台は部品取りにするのかな?と思ってたら1台頂いちゃいました!
縁あって嫁いで来たスマートディオ
ジャンク品なのでボロボロです〜
今回は新しく増車したスマートディオのレストア編です。
せっかく縁あって家に来た車両なので、それなりに仕上げてあげようと思います。
足車両なので、あまりやり過ぎない程度って感じですけどね〜
家の前をちょっと乗って状態確認したら早速全バラレストア開始です〜
ヤード保管なんでタンクもサビサビ〜
あっという間にバラバラです〜
予備知識も何も無かったので、剥いでビックリ!オールアルミフレームです!
最近は中型車両ですら鉄フレームだというのに…
しかも水冷エンジン
4スト50の原チャリとしては超豪華装備です〜
早速エアクリとプラグを用意
せっかくのプレゼントなので奮発してルテニウムプラグです
サクッと交換
エアクリもとりあえず純正タイプでサクッと交換
タンク内はサビも無く綺麗だったので表面の錆を落としでサクッと塗装
オイル交換〜
ストレーナー掃除しててきと〜にあったオイルをフラッシング代わりに入れておきました。
ギアオイルも交換〜
NSRの余りのモチュールかなんかをゾイル添加で無駄に入れておきました
フロントホイールも外してドラム周りもクリーニング&グリースアップ
てきと〜に錆止め塗装したタンクも実装
クーラントも交換してエアプローでラジエターもクリーニング
リアホイールも外してクリーニング&グリースアップ
駆動系もバラしてクリーニング&グリースアップ
クランクカバーもベルトカスでまっ黒なのでクリーニング
キックの戻りが悪かったのでグリースアップで軽く戻るように〜
左ステップが割れてたので、交換〜
上の部分とセットになったやつだと送料が高いので下だけのを取り寄せてニコイチにしました〜
キャブもばらしてオーバーホール
冷間時に始動性が悪くてアイドリングが安定しなかったので、オートチョークを調べてみたら温度が上がってもニードルが伸びなかったので買おうと思ったら…思いのほか高かったので、バラして修理しました〜
無事に始動性も良くなりアイドリングも安定しました〜
バッテリーはまだ何とか使えそうだったので、とりあえずは充電して使用します〜
割れてた左リアカウルも交換〜
削れてクラックの入ってたアンダーも交換しておきました
錆てボロボロだった小物をフラットブラックでてきと〜に塗装〜
ミラーなんかも
サクッと塗装〜
キックペダルも
サイドスタンドも
サクッと
塗装
ワイヤーにオイル差したりフレーム磨いてアルミ錆落としたり各部を一通りレストアして組み上げてナンバー取って転がせるように
その辺回ってシェイクダウンして友人のガレージに
分かっていた事だけど…やはり遅い…
2ストスクーター世代なので、出だしとかがやはり遅く感じますね
最高速もクローズドで引っ張って58位
前に乗ってた2ストのAF25ディオは100は出ていたので…
まぁあまりお金をかけずにチューンしていきます〜
シートが穴が開いててカピカピボロボロだったので貼換え用のシート生地を用意
表皮を剥がしてスポンジを修正
タッカーで止めてサクッと張り替え完了〜
車両に取り付け
新しくなって座り心地も良くなりました〜
フロントフォークの動きが悪かったので交換する事に〜
片方が動きが渋く固着しかけてました
とりあえずは程度のマシな中古に交換〜
自然な感じにストロークするようになりました
スピードメーターのデザインが楕円で60以上が分かりにくし、タコメーターも欲しいので、セッティング用に仮でもう1つメーターを取り付け
貰った横綱のハイスピードプーリーと用意した強化ベルト
駆動系を軽くいじります
取り外したプーリー
デイトナが入ってました
セッティング用にウエイトローラーも用意
ベルトも換えてテストしましたが今のパワーだとデイトナの方が良かったのでとりあえずデイトナのハイスピードプーリーを使う事にしました〜
とりあえず仮でミラーを用意
付いてたミラーとの比較
ネジ部が曲がってたり可動部がグラグラで仮修理してても風圧と振動で動いてしまうので、交換しました。
結構幅があるので、そのうちにまた交換するかも〜
セッティング用に仮にセットしてたスピードメーターに変わりLCDマルチメーターを用意
説明書も無くセッティングモードのパスコードなどもあって、結構大変でした。
ネットでドイツ語の取説見つけて英訳したんですが…
ことごとく間違っています…
配線の6FILEってナニ?
どうやら6速ギアの信号線の用です…
テスト
走行したら燃料計が走行すればする程増えていきます(笑)
スクーターの為センダーが上付けでバイクと逆なんです
普通は社外メーター側で設定出来るんですが、設定項目にありません…
なので物理的にヒューエルセンダのフロートを逆にしました。
ロッド長さとストローク料を同じにするのが面倒でしたが、問題無く燃料計も動くようになりました
ノーマルメーターを取り外しインパネ周りも加工して無事に今風のLCDマルチメーターになりました
回転信号線も記載なく、誤記載っぽい回転信号線の色であたりをつけてテストしたんですが、パルスをまったく読めなかったので、パルスジェネレーターを用意
無事パルス信号は拾えたけど、メーター設定で変えても、回転数が1/2表示までにしかならなかったので、配線を換えてやっと正確な回転数を表示するようになりました〜
やはりタコが無いとセッティングが面倒ですからね
スマホのGPS速度計を使ってスピード設定もしてバッチリです
プーリーやクラッチなどを頂いたので、色々組み合わせをしてセッティングしていきます。
トルクカム45度ストレートタイプです。
欠品部品は他の部品から剥いで流用してます。
クラッチ等、スーパーディオ用の流用なので、そのままだと合わないので、オフセットカラーを用意
カラーでオフセットさせて干渉を回避してセンターを出します
クラッチ、プーリなど組み合わせを変えてテストし、駆動系をチューンして少し速くなりました〜
8000回転でリミッターが掛かってしまいそれ以上回らないので、CDIを用意しました。
ECUなので通常のCDIと違って高いです…
サクッと取り付け
最初のテストで8000超えると突然タコメーターが0になったので一瞬ビックリしましたが、8000以上のマップは社外CDIが制御するので、タコの配線換えたら無事に8000以上も表示するようになりました。
9000以上も回りますが、そんな劇的に速くはならないですね〜
クラッチスプリングが柔らかいのが入ってたので出だしは静かでいいんですが、夜中エンジン切って惰力で戻る時に中々クラッチが切れずにエンブレ掛かって失速してしまうので、強化スプリングを用意
高回転でミートしますが、そんなに速くは無いですね〜
ただ、夜中エンジンカットで惰力で帰ってこられるようになったので便利になりました〜
もう少し低速と高回転のノビが欲しかったので異型ウエイトローラーのドクタープーリーを用意
少し低速と高回転のノビ良くなりました
ただ再加速や登り坂などは少しダルになった印象です
NSR250で使ったターボフィルターの余りでエアクリを作ってみる事に〜
純正をドナーにして〜
サクッと完成〜
エアクリボックスも加工〜
テストで走ってみたら全然吹けない…
欲しいメインジェット、10個セットでしか置いてなかったので仕方なく購入…
高い…
思ってた番手で一発でセッティングでました
試しに上と下の番手も試してみたけど、最初のセッティングがやはり一番いい
シングルのノーマルキャブだけど、予想どおりで一発でキャブセッティング決まると気持ちいい
非力な4st原付なので、スタートはスイッチアクセルになるので、純正スロットルだと握り直ししないといけないので、ハイスロを用意
ノーマルホルダー対応のヤツです
サクッと交換
ホルダー交換タイプだともっとハイスロになるんですが、アッパーカウルカット等の加工が必要になるので、今回はノーマルホルダー対応のにしておきました。
一応一ひねりで全開出来るようになりました〜
ラジエターを外して水温計を付けるラインを模索中
通常のアッパーホースにはクーリングファンの横を鉄のパイプがOリングでエンジンに付く構造なのでセンサー割り込みは無理
クーラントは車用の超ロングを使用〜
水温センサーを割り込み〜
マルチメーターには水温センサーが付属してなく、対応するオーム数のセンサーも見つけられなかったので、別に車用の水温計を簡易防水加工して取り付けました。
どのみちマルチメーターはオド、トリップと切り替えしないと水温分からない仕様ですから、常時見れた方がいいですしね〜
取り付け場所はまだ仮です〜
色はブルーと
レッドの2種類で表示可能です
チューニングマシンには必須アイテムって感じです〜
一応メーター目線で常時確認出来るので安心です〜
元々ジャンクの車両でぶん回していたので、異音が大きくなってきてたんですけど、全開時に異音が大きくなってパワーダウンしたので、車両を止めて確認したら、エンジンはかかって走行出来るけど、力なく回る感じだったので、無理に走行せずに近場だったので、押して戻ってきました。
おそらくクランクベアリングですね〜
もらったジャンクのエンジンが既にあったので、とりあえず載せ替えする事にしました〜
サクッとユニットを降ろして〜
駆動部と切り離せるのでストックのジャンクエンジンに載せ替え〜
ブローして2〜3時間後には載せ替え自体は完了
ただ何故かプーリーが付かない…
見るとスプラインがナメてる…
クランクのネジも半分無くなってる…
おそらく素人がベルトいじった際にクラッチをフリーにしないでパクとかでベルト噛んで締めて走行中にプーリーのナットが緩んでキックギアのカラーが暴れてスプラインを削り痛めたって感じですね…
本来クランクシャフト痛めたエンジンなんてポイなんでしょうが、とりあえず修復していきます〜
スプラインを立て直してプーリーが付くようにして、無くなったクランクのネジのおかげでナットがかからなかったので、かかる位置まで座金を削ってキックが使えるギリギリの位置で挟みオフセットさせて、ナットがかかるようにしました〜
キーシリンダーのプリントが削れて見えなかったので、シールを購入
ペタッと貼ってとりあえず終わり
シール10円だったかな?
ジャンクエンジンはクランクシャフトからオイル漏れしてたので、シールを交換する事に〜
プーリー側は簡単なんだけどコイル側はちょっと面倒
アンダーカウルや邪魔なのでマフラーも外して、ラジエターを外してファンを外すとフライホイールがあるので…
フライホイールプーラーを用意
フライホイールプーラーを使って外して
取れたフライホイール
ピックアップやジェネレーターコイルを外して
ジェネレーターカバーを外して
やっとオイルシールを交換
ジェネレーターカバーのパッキンも交換です〜
逆の手順で組み上げて完成です
とりあえずこんな感じです〜
現状普通に走れています〜
まだ少し漏っている感じなので、まだレストアする予定です〜
ドレンも舐めていて溶接盛りでタップ切り直してあって、現状シールテープ使ってるので…
この仮エンジンでいくか、元のエンジンをクランクとかオーバーホールするか…ちょっと考え中です〜
これでバイクは5台になりました…
もう置き場所が…
そんな感じで2021年4月〜のスマートディオのDIY作業レストア編とかでした〜
長文にお付き合い頂きありがとうございます。
時間があれば2021年の他の作業もアップします〜
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