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2021年12月22日23:58

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東京メトロ延伸、30年代半ば開業へ 有楽町線と南北線

東京メトロ延伸、30年代半ば開業へ 有楽町線と南北線
https://www.asahi.com/articles/ASPDP5VHMPDPULFA00Q.html

有楽町線支線の豊洲〜住吉、南北線の白金高輪〜品川の2つの区間がいよいよ実現に向けて動き出しましたが、開業まで10年以上あるとはいえ色々と課題も山積しそうですし、場所によっては工事も難航するのではないかと思われます。
有楽町線の豊洲〜住吉だと、半分以上の区間は四ツ目通りの下を掘り進めばいいし、両端の駅とも延伸を想定してホームが4線分あるなど準備はできているので意外と簡単に開通に漕ぎ着けそうですが、南北線の白金高輪〜品川を地図で見ると、この間に大きい道路がなくほとんど民有地の下を通過しないといけない感じですね。しかも、一見すると白金高輪から真っ直ぐ桜田通りを南下すればいいように思えますが、延伸線に転用される計画の引き上げ線が既存線に並行して目黒通り方向を向いているので、桜田通りをそのまま南下することはできないそうです。
そこで地下40m以深の大深度地下を通すとなれば法律の上では補償の必要はなくなりますが、同様に大深度地下で工事が行われている外環道シールドトンネル工事で大規模陥没事故が起きたことを考えると、当然ながら通過地の住民から不安の声は出るでしょうし、十分な説明や対策なしに工事を強行することは間違ってもできないでしょう。したがって工事費は間違いなく当初予想よりも膨れ上がることになると思います。
両区間とも開業すれば相応の需要はありそうで短期間で黒字転換できる可能性もありますが、工事費の高騰が予想されることは不安要素の一つでしょう。
あと、開業後のダイヤがどうなるかも気になるところで、南北線および都営三田線であれば現行の白金高輪止まりをそのまま品川行きに変更することで対応できそうですが、有楽町線となると、北側は東武東上線に乗り入れる和光市方面と西武池袋線方面に分かれ、南側は有楽町線と副都心線に分かれていますが、これにさらに住吉行きが加わると運行形態が複雑になりそうです。
それに地元の要望や東京メトロの営業施策上、豊洲〜住吉のシャトル運転だけで済ますなんてことはまずないだろうし、もしかしたら住吉止まりではなく大部分がそのまま半蔵門線に直通して押上行きになる可能性もありそうです。
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