mixiユーザー(id:5476786)

2021年12月21日02:27

64 view

イマドキ歌詞案件 (#481)

side A
1. アンバー / Petrolz
2. ブルース / くるり
3. Olympik / EOB
4. 悪玉 / キリンジ

side B
1. 1999 / 集団行動
2. Bloodbuzz Ohio / The National
3. Kids in '99 / Death Cab for Cutie
4. Newspaper / Fiona Apple

bonus
1. After the Party / Kirinji
2. 夜学 / 折坂悠太
3. Fun It / Queen
4. The Ghosts of Beverly Drive / Death Cab for Cutie
5. Falsetto / Chris Thile
6. I Can't Feel You / American Football feat. Rachel Goswell
7. 愚か者たち / Glim Spanky
8. 衛星ハロー / Ego-Wrappin'

今日は昼下がりに歯科医を受診してからのウォーク。しばらく(ひと月ほど)前から奥歯が痛み出して今にも抜けそうな状態だったのですが、何度か通って処置をいただき、日頃のケアも(もともと結構やってるとは思いますが)一段と力を入れた結果、自分でも驚くほど落ち着いてきまして、今日の歯医者さんもなーんにも怖いこともなかったのですが、

ウォーク2曲目、くるりデビュー作の掉尾に収められている「ブルース」。この曲の後半、ほぼ半狂乱に近い心象風景を表現したと思しきキーッツいギターサウンドですが、
この音、(昔の)歯医者を思い出させるんだよなあ。あの、ちょっと焦げ臭いような匂いまでついて来そうな…いささか不快に感じさせてしまったらゴメンナサイ。

今日のお伴は久し振りにレベル1から4までの新巻がない状態であることから、レベル2を再構成した「100曲プレイリスト」の中でいちばん新しいやつを使ってみました。
ご覧のようにちょうど半数の曲が日本のもので、勢い最近話題になっている(してしまった)ところの「イマドキの歌詞」について考察したいところではありますが、
まあ当然ながら、自分が好きで聴いているものについてはおよそそういう「説教系や自分探し系」、もっと好意的に言えば聴き手との間に(コトバによるところの)十全なコミュニケーションを志向している若い人たちの作品はほとんど含まれておらず、
まあくるりやキリンジはもちろん、集団行動の間部くんとかエゴラッピン、それに若いけど折坂くんなんかはみんな「抽象度高い、がゆえに音楽との折り合いも良く」みんな芸術性が高いよなあ、などと歩きながら考えをまとめていたわけなんですが、

――そうか。Glim Spankyはけっこう「イマドキ」なのかもしれないなあ、と。
そしてこのバンド、「愚か者たち」をはじめけっこう重要な楽曲の作詞に、元スーパーカーのいしわたり淳治さんが絡んでいるのです。
確かに彼が参加した曲の詩のインパクトは強く、松尾レミさんの言いたいことが(彼女の単独作よりも)より伝わってくるぐらいだとは思うのですが、
ただ私、スーパーカーはどうも昔からイマイチ引っ掛からないところがあって、それでもイアン・F・マーティンという日本在住英国人のJポップ解説本「バンドやめようぜ!」で彼が日本オルタナ・ロックを語るうえで欠かせない存在としてくるり、ナンバーガールとともに彼らの名を挙げていたので「聞いとかなあかんのかな」と思ってたところに2枚組ベスト盤が出たので買ったことはあるのですが、やっぱり他の2バンドとは違って全く私のお気に入りにはならなかった。そしてその要因は、
「歌詞がストレートすぎる。身もフタもない」
ところにあるように感じられるのです。

しかしながらそのいしわたり氏はスーパーカー解散後作詞家とともにプロデューサーとして活躍、関ジャムとかにもよく出ているようですから、彼の作詞がJポップリスナーにおおいに受け入れられたのは間違いのないところでしょう。
ひょっとしてその手の「伝わりやす過ぎる」歌詞が市場を覆い尽くしている流れを作ったのが、彼だったりするのでしょうか? いや他にももっと大物がいるとは思うし、受け手の問題(ひいては教育の問題)ということも大きいだろうから――でもそれって本来「モンダイ」なんだろうか!?

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

やばいやばいやばいよこれは。81.5kgに戻ってしまった! やはり先週のは異常値だったのでしょーか?
2 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する