どーも、女子と一緒にテニスして「じょうずー」なんて褒められて、そのあと男子同士で対決してフルボッコにされるケースケサンタマリアです。
相変わらずの満員電車で毎日通勤している私は、
たとえジョーカーもどきが乱入してきたとしても、
満員電車に乗り続けなければならない。
そう、完全に心が麻痺している。
昨日のことだ。
のん気に座席に座ってスマホをいじくり倒しているヤツらを見下しながら
直立不動で電車の揺れに耐えていると、
杖ついた高齢者がこれみよがしに優先席エリアにやってくる。
座っていた若い女性が席を立ち、
杖ついた高齢者に席を譲る。
さらに、さらに、
席を譲られた高齢者の目の前に立っては
相手も気を使うだろうという感じで、反対側に背を向ける形で移動する。
スバラシイ勇気
スバラシイ気遣い
スバラシイ日本社会
こんなスバラシイ人たちばかりの日本であれば、
きっとジョーカーも現れなかったはずなのに。
そんな感じで5〜6駅くらい過ぎると、
杖ついた高齢者が降車する。
私の目の前には空席。
そう、それは先ほど若い女性が席を譲った席。
地下鉄のガラスの反射越しに今も私の背後の列で立っているのが見える
若い女性が元々座っていた席。
そして、私は目の前の空席に・・・・腰を下ろした。
決してよっしゃ座ったろと思って座ったわけではない。
言い訳をさせてくれ。
ハゲかけたおっさんが電車内で見知らぬ若い女性に声をかけるのは、
もし「さっき席を譲ってましたよね、どうぞ(*´Д`)ハァハァ」なんて言葉を
口にしようものなら、昨今の社会事情を鑑みて事案であること間違いなしなのだ。
※もちろん「(*´Д`)ハァハァ」はマスクしてるからだよ。他意はないよ☆
スバラシくない私の勇気
スバラシくない私の邪推
スバラシくない世知辛い日本社会
私には勇気が足りなかったのか。
それとも事案を未然に防いだのか。
すべては「愛」なのだ。
私にもう少し「愛」があれば、きっと勇気を出せたし、若い女性も席に座れた。
そんなわけない。
すべては「見た目」なのだ。
私がもう少しフサフサで顔が整っていれば、すぐに勇気を出せたし、若い女性も席に座れて、さらにはこの人すごく紳士☆ステキってなってたさ。
来週も、来年も、数十年先も、
私は満員電車に揺られて出勤しなければならない。
本当に足りないのは「小さな勇気」でも「愛」でも「見た目」でもなく、
満員電車なんて乗らなくても十分楽しく生きていけるもんねーってなる日々を手に入れる勇気なのだッ!!
なのだッ!!
なのだッ!!
・・・・決まった☆
乙カラーズ ノシ
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