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2021年12月09日08:07

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18970527 NO5003 在朝鮮・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就に関する件

18970527 NO5003 在朝鮮・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就に関する件
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
012_0020_0290 駐韓日本公使館記録 12巻 二. 機密本省来信 (29) 在朝鮮・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就に関する件
文書題目 (29) 在朝鮮・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就に関する件
文書番号 機密送第四一号
発信日 明治三十年五月二十七日 ( 1897年 05月 27日 )
発信者 外部大臣 伯爵 大隈重信
受信者 在朝鮮 弁理公使 加藤増雄

(29) 在朝鮮・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就に関する件
機密送第四一号
在京城・露国臨時代理公使・ウエバー氏の去就の件に関し在露・本野臨時代理公使より回電の内容については、先月十七日付機密送第二五号を以って申し進んで置きましたが、その後貴官より本月七日付第六十一号之電信を以って、ウエバーはリゼンドルに代り宮内顧問(*朝鮮宮内顧問)となろうと激しく運動していること、およびその切迫の事情は外部大臣より内報があったことなどについて御稟申(*上申)なさったので、その旨即日本野・代理公使に向って転電し、なおこの際右の件に関し帝国政府に希望を達する様十分尽力致するよう電達致して置き、なおこれと同時に貴官に向っても第四十三号の電訓を発して置きましたわけです。
ところが本月十日(在露・)本野・代理公使より回電があり、この件に関する露国アジア局長の意見、及び在本邦・同国臨時代理公使の注意を促すことなどについて通報致して来ましたので、その旨翌十一日第一号電信をもって御通知に及んで置きました次第で、その後小村次官を露国公使館に遣わし同国臨時代理公使へ面会の上、本件の事実を打明けて同代理公使の注意を促させ、小村次官より同代理公使に向かい
「元来ウエバー氏は日露協商に反対している人でもあり、また政治上常に個人的な意見を挟んでいる人であるので、今後永く同氏にして滞韓致されましては到底該協商の実を挙げるのは難しいだろう」
と申し述べたとのことですが、同代理公使において至極同意見とのことで
「京城へ帰任の後において、なお何らかの資格で同氏が滞韓するようなことがあったならば、断然その職を辞させるつもりである」
とまで申しておりましたとのこと。これによって去る十一日第一号横文電信をもって貴官へ申し進んで置きました本野・代理公使の電報中にあった、先のアジア局長の談話の意味も極めて明瞭になりました。よってこの趣旨を本野・代理公使に通報致して置きました。以上御心得のため申し進みます。 敬具
明治三十年五月二十七日
外部大臣 伯爵 大隈重信 印
在朝鮮 弁理公使 加藤増雄 殿




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