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2021年12月03日01:54

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こんなにコロナが憎いと思ったことはなかったかも (#479)

side A
1. Aloo Gobi / Weezer
2. Blood and Rockets: Movement I, Saga of Jack Parsons - Movement II, Too the Moon / The Claypool Lennon Delirium
3. Count on You / The Rembrandts
4. Dreams / Vinyl Kings
5. Dreamtime / Daryl Hall

side B
1. Emily Regardless / Pugwash
2. Everybody's World / The Grays
3. Free / The Red Button
4. Hung Myself out to Dry / Pugwash
5. Lighthouse Spaceship / The Lickerish Quartet

bonus
1. Look What You've Done / Jet
2. 目覚ましはいつも鳴りやまない / Grapevine
3. Moment in Paradise / Electric Light Orchestra
4. Overheated / Billie Eilish
5. Start! / The Jam
6. Tear It up / Queen

ここ2ヵ月ほど歩くことができず体重も上昇トレンドにあり、なんとか歩きたいんだけどなあと焦れていたところ、雑誌の編集長からかなりの無茶振りをされ「今月号のアップまではムリじゃのう」と諦めていたのですが――
今朝になって突然、その無茶振り作業は「次号に繰り越し」となり、当面の作業が一気に片付いて比較的ヒマになったわけです。こりゃ歩けるわ!

ということで、653巻めまで進んでしまっていたレベル3最新巻を曲順どおりプレイバック。こいつは、これまでに無いほど統一感のあるコンピレーションと言えるでしょう。むしろ統一感しかない? 少なくともホワイト・アルバムはもちろん、リボルバーあたりと比べても――
むしろダイバーシティに欠けるアルバムだったりして。

統一感の源はもちろん、Power to the Popというビートリーなパワーポップを集成したコンピ・シリーズの第2弾が先ごろ出まして、その収録曲が大挙押し寄せてきたからなのです。このNo.653全18曲(ラスト2曲は入らなかった…)中10曲が同2枚組コンピからの選曲。特に前半の占有度が高く、上記A面2,4,5曲めとB面2,3,5曲め、さらにボーナスの奇数番曲がそれに該当します。
さらに周りを固める曲がPugwash(これの前月に注文。Power to the Popの第1弾で存在を知り、とりあえずベスト盤を入手。このベスト盤がまたPower〜と同じレーベル―日本の—から出たモノで…)やWeezer、それにThe Rembrants18年ぶりの新作(一昨年出ていたなんて…!)とあっては…特に上記AB面あたりは、結果的に一級のビートリー・コンピになっちゃってるんじゃないでしょうか!?
なおThe Claypool Lennon Deliriumというのは、あのショーン・レノンさんがプライマスのレス・クレイプールさんという人と組んだユニットで、このコンピの中でも最も新しい部類の録音(2019年!)です。これに収録されてるくらいですからサイケデリック・ビートルズの雰囲気をビシビシ感じさせるナンバーですが、彼らライヴでは「天の支配」や「クリムゾン・キングの宮殿」や「SATORI」をカヴァーしているらしいのです(元ネタはあえて申し上げますまい)! これはなんとか、入手したくなってきた!

それにしてもこのPower to the Pop2、正直言って私の個人的満足度は1をはるかに上回るような…それというのも、1のほうでは収録許可の下りなかったアーティストの曲が、けっこうな数収められているからなのです。
その代表格はまずXTCとニック・ロウでしょうか。前者はThe Dukes of Strastosphear、後者はBrinsley Schwarzも合わせてつごう2曲ずつ今回のリストに提供しています。
もちろん、上記ショーンに加えジュリアン・レノン、ジェームズ・マッカートニーといったリアルビートルDNAの皆さんも今回新たに登場。そして…

もう、ワタシにとって最も重要なビートルDNAアーティスト、ジェイソン・フォークナーとファウンテンズ・オヴ・ウェインの曲も、1曲ずつ収められているのです! さらに前者はThe Grays、後者はThe Wonders(トム・ハンクス初監督作「すべてをあなたに」のテーマ)も付いているので、やはり実質2曲ずつ?
しかし――その「すべてをあなたに」(That Thing You Do!)を作曲したファウンテンズのベーシストAdam Schlesingerが…

昨年の4月1日に、この世を去っていたなんて! もう1年と3分の2も前に!!
それもよりにもよって、COVID-19のせいで!

このコンピCDのライナーを読んでそれをはじめて知るという自らの情報弱者ぶりにも呆れてしまいますが、ファウンテンズの新作をもう聴くことが出来ないということは、自分の残りの人生における決して数多くはない愉しみのひとつが永遠に失われてしまった、というくらいの気持ちであります。
せめて、ファウンテンズに限らず、彼が参加したグループやプロジェクトはどうやら色々あるようですので、1枚でも多く集めていくことにしよう。そう言えば…
ファウンテンズのDVDを友人に貸しっぱなしなんだった! 返してもらわなくては。

――81.5kgなんですわ。それでも最近の中ではマシな部類なのです。
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