臍の緒
臍の緒と言えば、何を思い出しますか
其れはプラセンターの事です。
昔は、生まれた時の自分の臍の緒を、御守りとして大切に桐箱に入れて持っていたものです。
其れ程自分の臍の緒は大事なものだったのですが、今や見向きもしなくなってしまっています。
然し乍ら、化粧品などに使われている事はご存知の通りです。
この臍の緒は、本人が危篤の状態になった時に、2合の水に臍の緒を入れて、煎じていき半分くらいにまで煎じて、其れを3回くらいに分けて飲ませると、効果があるものだと言われていたのです。
其れ程効果あるものですが、文明発達と共に何時しかその習慣も消えてしまっているのです。
然し乍ら、現在化粧品に使われている「プラセンター」は、牛や豚の胎盤から注出しているものです。
私がサラリーマンの頃、「40年前」化粧品メーカーがヤツト使い出すことになったのですが、人の胎盤の入手が難しくその為に牛や豚の胎盤を使う事になったのです。
化粧品だからある程度は効果があるものの、人への危篤の時などには使えないものです。
皆さん方はその様な現状のことはご存じなく、使用されているのです。
本来の「臍の緒」とは、全く異なっていることを認識する必要があります。
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