中学の頃に野蛮な悪さしてた人間も、か弱い女性も、おりこうで生きてきた人も皆この世界では共同している
ひとたびレジャーへ行けば様々な人でごった返している
そこにはさきに述べたように強い人も弱い人も悪い人もいい人も入り乱れている
遊園地に行っても、大人になっても子供のような心で純粋にきゃっきゃ楽しんでいる人も居れば、その近くで散々悪さして生きてきた、いや今も野蛮に生きてるかもしれない輩達がすれ違っている
それが時に冷静に考えて恐ろしくなる
赤ちゃん、輩、女の子、犯罪者、真人間
すべてが共存出来ている世の中に恐怖を覚える
向こうから来た歩行者をどちらが避けるか
言い合いでどちらが最後まで粘るか
こちらが避けたって向こうは会釈すら返さない
こちらが折れても向こうは何の罪悪感も感じていない
かといいこちらが最後まで譲らないスタンスを取ればこちらが加害意識に苛まれる
しかし負けてやれば枷に苦しむ
人は抵抗しない人をやはり選んでねじ伏せるのだろうか
折れて後悔するのが辛くて必死でやり返す
しかしやってもやっても相手もやってくる
もし、こちらが、大抵の人なら返すのについ躊躇するような見た目や人格の人間だったならば恐らくこちらが少し強く返したらそこですぐにリレーは終わるだろう
しかしどれだけ頑張って返しても向こうもより強くなりいたちごっこが終わらないのなら、残念ながら人から下に見られているという事なのかもしれない
しかしこれに悩んで「どうしたら舐められないか」→「どうなったら相手に舐められず自分が相手をねじ伏せて綺麗に終われるか」→と結局自分自身も他者を下に見て扱おうとしている
そして、今後自分に危害を加えさせない為の抑止も兼ねて極端に強烈な返し方をして相手を黙らせても、瞬時に嫌われ恨まれさえする、悪循環にしかならない
つまり人から舐められてる時点で詰みなのかもしれない
人はすぐ「強くなれ」「自分が強くなればいいだけ」と簡単に言うが、強くなりたくて強くなれるのなら誰しもが強くなってる
すぐ前に言ったように舐められる抑止も期待して強烈にガウガウと吠える事でハリボテのヤンキー ストロングさは出せるかもしれないが、本当に芯から強い人には通用しなくなってくる
その上やはりそのやり方では続かないし、恨まれ何かで報復され、やはり自分をも滅ぼすその時だけの効果しかない、薬物か高金利の借金のようだ
弱い者は女性にも子供にも負け、自尊心を棄ててヘコヘコ生きていくだけしかない運命なのか…
胆力無いと何も成さない、暴力が使えないこの世の中胆力こそが強さ、胆力のみが支配力、胆力持つ者が負けない者だ
胆力が無い内は下に見られ、やり返してもやり返される
己の胆力の無さをいとも簡単に見透かされてる
加害側か被害側か、どちらかに回らなくてはいけない
殺すか殺されるか
遂にはどちらにもなりたくなくて全て逃げた
どちらかでもなって戦ってる方が凄い、強い、偉いのは確かだ
逃げは自分への負けでしかない
加害側にも被害側にもなるのが怖くて仕方がなくてひいひい言いながら逃げただけの人間だ
クリーンに日頃生きていても
ポイ捨てや信号チョイ無視、路上喫煙、逆ギレ、小銭横領など軽悪事をするような人間の方が多いもんだから、一握りの清く生きている人の方が惨めな立場になる
惨めな気持ちになるではなく惨めな立場にさらされる
そっち側からこちらが「お前何やってんの？」と言われる
所詮この世は多数決だから、一人の清く生きてる者よりも5人の小悪な人間の方が正義になる
「あ、ポイ捨て…」
「こんな事ぐらいで？(笑)」
「え？そのお金貰っちゃったの？」
「みんなやってるよ？(笑)」
どっちが正解とかどっちが間違ってるとかもういいよ、それすらもどうでもいい
最後に辿り着く気持ちはこんな世界に付き合っていられない…という事だ
真っ白な空間にただ詰みだけが全体に広がっていく、詰みのみを悟る
コメント今回は申し訳ありません…m(__)m
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