さて、テストピースを使って塗装の様子を見てみた訳ですが、この先実際に赤を塗装していきます。
何しかメインカラーなので面積が広い。しかも地獄のような部分もある。
主翼の下につくフロート。涙滴型の曲面形状の上に微妙にカーブした下半分にマスキング。地獄。
悪くはない、ですが下地で光沢が出てるとは言えない状態。
実は今回、サークルの光沢塗装が得意な人をアドバイザーとしてお迎えし、光沢塗装のイロハを聞きながらやってたりします。
下地のソリッドの時点で6000まで研いでるとか。
その人の下地を研いだ状態の写真。つまり、クリアなしでこれだよ。てかってんじゃん!もういみがわからないよ()
さすがに一回目から全く同じことが出来るとは思ってないので、同じ光沢が出るとは思ってないんですがさすがにレベルが違う。あたまおかしい()
やらかした。
吹いたり削ったりを繰り返す。だばー!と吹ければもう少し楽なんですが、例の粒が飛ぶせいで砂吹きになりやすく、それでも粒が飛んだり梨地になったり、もう地獄です。
そんな中、一応OKといえる程度に光沢の出た綺麗なパーツも出てくるので、そういうのを成功側に。マスキング、やっぱ失敗してる。ガビガビである。
まぁエッジをならしてから足りないところをエナメルでリタッチして上から見る分には大丈夫なところへ。
粒なら削ればいいんですが、こんな時に見つかる塗膜の穴。落とした時に何かで突いたのか、めっちゃそこだけへこんでた。もはやピンホールみたいなレベルで。必死でソリッドで埋めて研いでを繰り返す。まぁこれは完全には消えませんでした。
で、さすがに光沢に慣れてる人と同じことは出来ないものの、ここで秘密道具である。
前回、サボイアでは使いにくいと書いたクリアーレッド、プレミアムレッド。
これクリアーレッドなんで、クリア樹脂を含んでる。しかも顔料系塗料なので吹きすぎても色が変わらない。
完全なクリアーを吹く前に、こいつを使ってずるっこするのです。秘策。
んでこんな感じに。粒飛びまくりホコリ噛みまくりですが、良いところはいい感じに光沢が出ました。これにデカールやスミやって、クリアで研ぎだす算段です。
というか、粒の正体、机周りの乾燥した塗料の粒子とか小さいホコリな気がしてきたわ……。開放気味に吹いたらしょっぱなから飛ぶし。エアブラシを大きく開放するとその分エアの吐出し量が多くなるので、それで巻き上がるゴミが多くなるんじゃないかと。んで、その舞い上がったやつがエアブラシの風に乗ってパーツに着地してるんじゃないかなーと。
まぁ机周りもブースも汚いからな……。
ログインしてコメントを確認・投稿する