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2021年11月22日16:15

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DVが多発するのは、なぜなのか。

という発生原因について、ちゃんと突き詰めて考えられていないのではありませんかね。
そこが無ければ、そもそもの対策も見当違いの話になるのではありませんか?

一応、

>> DVは、暴力によって相手を怖がらせ、操り、支配したいという欲求からおこるもので、力によるコントロールを目的としています。 体力や経済力、社会的影響力などで優位に立つものが、暴力を手段として、弱い立場の者を支配し、自分の思い通りになるようにコントロールしようとするのです。
(浦安市役所HPから引用)

と書かれていて、どこのサイトも同様の内容の記載なので、これが理由とされているのでしょうけど、何故の追求が出来ていないように見えます。

何故、暴力によって相手を怖がらせ、支配したいと思うのか?という部分の追求が甘いと思うんですよね。
なので、その後に続く「暴力を手段として、弱い立場の者を・・・」という下りへの続きがスッキリしていないように読めてしまいます。

支配欲求は、人により強弱はあっても、人として持ち合わせている極普通の欲求の一つです。
なので、それ自体が異常な話でも何でもないわけですよね。
出世等の欲求も、1番になりたいと言う欲求も、支配欲求の一つなのではありませんかね?

その支配欲求が、家庭内で何故暴力によってみたされようとしているのか、また、暴力によって満たそうとする人が居て、それが増えているのか。
そこに関して議論がなされていないように見えるんですよね。
だから、根本的な解決に至らず、長年手を尽くしても、増加傾向になるのではありませんかね?

端的に言えば、弱者を力で支配しようとするのは、ヘタレだと言う話なんですよ。
女子供に手をあげて、支配した気になって悦に入るのは、外でその欲求を満たせない、ゴミやクズが、出来そうな所で満たそうとしている代償行為に過ぎないわけです。
昨今の通り魔と同じですよね。

努力も何もせず、結果だけを求め、確実な方法として弱者ターゲットにする。

「男らしい」「女の腐ったような」という言葉が使えれば、一言で切り捨てられる行為であるわけですよね。

昨今、妻や子供を暴力によって支配しようとする女の腐ったような行為が横行しています。
その様な行為は、男らしくないので即刻止めるべし。

という話しで済んでしまうような話だと思うんですよね。
何故このような事になってしまっているのか?と言えば、中途半端な学校教育の賜物なのではありませんかね?

1.競争をさせない教育で、優劣があるのにそこに横に置いてしまう教育を行った結果、多様化する社会に対応できない子供を作ってしまった。

実際には、テストの点等で優劣が付き、進学の際には、それが如実になって表れてくるわけですよね。
足が速い、絵が上手い、特定のジャンルに特化した知識を持っている等、様々な特性の子供が居る中、色んな理由を付け、読み書き算盤以外の優劣を付けない方向に進んでいるわけですよね?
読み書き算盤は、その後の進学などで結果が得られるわけですが、それ以外は、学校で評価されなければ、その分野に進まない限り一生評価される事は無いわけです。

足の遅い子が可哀そうだから、皆で一緒にゴールしましょう。

この話を初めて聞いた時、馬鹿なのか?と真剣に考えてしまいました。
足が速いだけの子は、そこでしか欲求を満たせないんですよ。
その機会を、他への配慮という甘美な言葉で酔う教育者側の自己満足で奪ってしまうわけです。
美大や音大等の特殊な学校に進学できるのは、恵まれた極一部の方で、それが得意であっても、様々な事情でそちらに進むことができなければ、学校での評価が全てになるわけですが、平等、公平、配慮という名目で、そういう子達の活躍の場を奪っているわけですよね。
その結果、読み書き算盤方面で、特に特徴が無い子供らは、欲求不満のまま、卒業していくわけですよね。

2.「らしさ」を無視した志向の押し付けが歪んだ男女関係を作ってしまった。

男らしさを背景に、女性には手をあげないという古式所縁の考え方や習慣があったわけです。その一方には、「女らしさ」という概念があり、女性は最後は男性を立ててくれるという淡い妄想があり、女性が最後まで譲らないのは、自分の考え方に誤りがあるという「気付き」に繋がる男女の関係があったわけです。
これを「男らしさ」を否定する考え方を押し付けた結果、女性側にも引くタイミングを見誤らせるという状況が生まれているのではありませんかね?
「男らしさ」という最低限の歯止めがあるからこそ、女性の暴力的な発言に対して、耐え忍ぶという事ができるのですが、それが無ければどうなると思うのです?

男性同士で止めの刺し合いのような口論をすれば、今時は知りませんけど、十中八九手が出て居たわけですよ。
男同士では、相手が手を出す可能性が前提になるので、早々そこまでの話にはならないのですが、女性が相手が手を出さない事が前提の議論を吹っかけてきたら、状況によっては手が出る話になるのではありませんかね?

3.否定をしない教育

間違ってはいないと認める事で、正しくあるべき姿から逸脱したありようになっているのではないのでしょうか。
正解を求めなければ、正しい姿になるわけも無く、本来であれば否定すべき行動も、間違ってはいないという免罪符を使う事で、言い訳を与え、反省する機会を奪っているのでは?

女性に手をあげる。

これは間違った行為なのですが、様々な言い訳が出来るわけですよね。
その結果、間違った行為であるにも関わらず、間違ていないという事で、正当化できてしまうわけです。
DVの場合、「教育」や「躾」という言葉が横行しているようですが、如何に間違っていないのかという理由を力説する、される事で、それを受け入れてしまう土壌が学校教育期間中に出来上がってしまっているのでは?
だから、手をあげる男性、それを受け入れてしまう女性が居て、DVが成立してしまうのではないのでしょか。

4.体罰を禁止した事で、双方に暴力に対する体制が極度に落ちてしまっているのでは?

動物的な話をすれば、互いにヒートアップした状態で、一方が引いてしまったら負けですよね。
口論から男性が手をあげてしまい、女性がそれにひるんでしまった結果、男性側の加虐性に火をつけてしまい、女性側も暴力に容易に屈し、行きつくところまで行ってしまう。

現在のDVは、こういう事の複合要因なのではありませんかね?

仮にそうなのであれば、対策なんてしようが無いですよね。
ただ、学校の教育を改め、そういう人間、人間関係を作り出さないような仕組みに変えて行くしかないと思うんですよ。
そうする事で、今は無理でも10年後には、DV被害は減るのではありませんか?
今は、起きた事に対する対処しかできないと思うんですよね。

支配云々は原因ではなく、結果だと思うんですよね。

女性側の過度の束縛も、ある種の支配欲求の表れだと思うんですよね。
家庭内の様々なルールも一方的な物は、相手を支配しようとする欲求の表れだと思うわけです。
それを嫌い、口論になった挙句、男性が手を出し、女性がその行為におびえから従えば、さして賢くない男性であれば、暴力によって容易に解決する事が出来る事を学んでしまうわけです。
これは男性側が暴力に慣れていない場合が多いのではありませんかね。
自分の暴力が及ぶ範囲になるわけですから、それは当然自分よりも弱い者に向かうわけですよね。

この場合、幾ら男性の支配欲求に目を向けても解決しようが有りませんよね。
その男性は、夫婦間の諍いに「暴力」という解決策を見出しただけで、何も支配しようとなんて考えていないわけですから。
ただ、暴力によって相手が従う事を知ったに過ぎないわけですよ。

所詮は素人ですから、この程度の考察しかできないわけですが、専門家がちゃんと取り組む事で、DVの原因が1つではなく、発生の「何故」についても、もっと多様な要因が見つけられると思うんですよね。
その要因の一つ一つを解決していかなければ、減るどころか増える一方だと思うわけです。

競争は、負けた側のストレスが発生するだけではない。勝った側の承認欲求を満たす大切な行為である。
男は男らしく、女は女らしく。正しいジェンダー教育を行い、ジェンダーレスの妨げになる習慣の全てを廃しするまで、言葉を廃するべきではない。
間違っていないのは、正解ではない。答えが必要な場合には、それは間違いである。
世の中から暴力が無くならない限り、体罰は、最低限必要な教育的な指導方法の一つである。

時流と反するのでしょうけど、その結果がDVの増加の要因と推測された場合、見直しが必要なのではありませんかね?




■後絶たぬDV、「加害者対策急務」=宮崎3人死亡事件で専門家
(時事通信社 - 11月22日 14:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6749639

 宮崎県高千穂町の民家で10月、男性3人が死亡した事件は、夫から妻へのドメスティックバイオレンス(DV)が背景にあった。DVが事件に発展するケースが後を絶たない中、長年被害者を支援してきた専門家は「全国で統一した支援態勢と、加害者対策の確立が急務」と指摘する。

 事件は10月26日に発生。民家に住む男性(67)と父親(91)、男性の長女の夫(45)=鹿児島県志布志市=が血まみれで倒れており、3人とも搬送先の病院で死亡が確認された。宮崎県警は、長女の夫が2人を殺害後に自殺したとみて詳しく捜査している。

 宮崎、鹿児島両県警によると、長女は昨年2月以降、夫からのDVについて警察に複数回相談していたが、被害届は長女の意向で出されていなかった。長女は志布志市の自宅から宮崎県内へ避難を繰り返し、今年8月から子どもと一緒に同県内で生活。10月にはDV防止法に基づく保護命令を裁判所に申し立てていたが、事件当日まで命令は出ていなかった。

 宮崎県を中心にDVに悩む女性を支援するNPO法人「ハートスペースM」(宮崎市)の財津三千代共同代表は「今回の事件のように緊急性があるケースや、被害者が被害届を出さないなど複雑な心理状態にある場合、相談を受けた一つの機関が的確な判断をするのは難しい」と指摘する。

 また、DVから被害者が一時的に施設などに避難する「一時保護」について、「決定基準が都道府県によって差があり、保護に至らないケースもある。どこでも同じ支援を受けられるよう、全国で統一した支援態勢を早急に確立する必要がある」と述べる。

 その上で、被害者支援だけではなく加害者対策の必要性を訴える。「被害者が逃げるのではなく、加害者の責任を問う体制づくりが重要」と強調する。

 内閣府の調査によると、2020年度の全国のDV相談件数はコロナ禍を背景に、約19万件と過去最多になった。 
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