と、大上段に構えて語る話でもありませんが、今を去ること35年程前でしょうか、絶滅危惧種に指定され、今時ありえないファッションの代表格と、夏の終わりまで完全否定されていた「とっくり首のセーター」が、秋口に入ると、今年の一押しアイテムに「タートルネックセーター」と名前を変え登場したんですよね。
まぁ、それ以来、ファッション誌を手に取る事が無くなり、着たい服を着たいときに着るようになりましたから、良い転機ではあったんですけどね。
流行とは所詮作られる物と肌身で感じた瞬間でした。
チョッキ→ベストはわかりますが、ジレwwww知らん!と言った感じです。
パーカーって、そもそも別の物を言っていたのですが、気が付いたら、フード付きのスウェットシャツに限定されていたんですよね。
私が高校生くらいまでは、フード付きのアウター全般をパーカーと呼んでいたと思うんですよ?
ですから、M-65と言えばフィールドジャケットの事で、M-65パーカーと言えば、フィールドコートになるわけです。
フード付きのアウターの内、汚れを気にしなくても良いのをヤッケと呼んでいた記憶がありますが、前が開くのがヤッケで、被るのがアノラックと呼んでいたような?
気が付くと、ガラガラポンとされ、パーカー=フード付きのスウェットシャツと限定されてしまったようです。
なので、そもそもが誤った和製英語なのでしょうから、それが正しくなるのであれば、別段何という事もないのではありませんかね。
むしろ、ズボンと言い辛い風潮が辛いですよねw
で、調べてみると、これ、日本語なんだそうですwww
洋袴と書いて、ズボンと読ませるそうで、履くときの擬音から来たとも、フランス語のjupon から来たとも言われているそうで、いつの間にか定着したようです。
そうなると、あれをパンツと呼ぶのは正しいという事になり、では、従来のパンツは?というと、アンダーウエアーもしくは、形状に見合った各種表現になるようです。
確かに、日本で使われる英語っぽいカタカナ言葉は海外で全く通じないという事は多々ある話で、日本では普通に使われていても、英語圏では実は差別的用法であったり、卑猥な表現だったりする事もあるようで、無用なトラブル回避の為にも、誤って使用されていたカタカナ英語を正しいニュアンスの物に変えて行く事も必要なのかも知れません。
フード付きスウェットシャツは、英語圏ではフーディと呼ぶそうで、そういう意味合いでは、アメリカに行ってパーカーくださいと言っても首を傾げられるだけなので、現地で呼ばれている名称に改変されていくのであれば、それはそれで良いのかも知れませんよね。
ジレですか・・・。
ここで初めて知りました。
追記:
改めて調べると、ジレはフランス語なんだそうです。
ベスト=米 英国=ウエストコート
ジャケット=英・米 パンツ=米 英国では、Trousers
では、フランス語でジャケットって?というと、Veste
英語読みではベスト
もうね、何だわかりませんww
もうね、上着にズボンにチョッキ。これで良いのでは?とあるサイトを見ると、
>>「ジャケット」と「ジレ」と「パンツ」。この3つが揃ったスーツを「スリーピーススーツ」と呼びます。
と、書かれているわけですが、これ何語?と。
仏米の連合軍的な表現になっているわけです。
因みにスーツは英語で、フランス語ではコンビネーションと言うらしく、もうねグチャグチャw
因みに、ジレとは、ネットで見る限り、上着の下に着用する袖なしの衣類とされていて、守備範囲の広い言葉で、スーツの時に当てはめるのは不適切の様です。
袖なしのダウンジャケットはジレですが、ジャケット下に着用するのは、ベストで良い様で、あえて、「ジレ」というのは間違っているようです。
ただ、これが定着すると、折角、パンツやフーディーと、現地の言葉に合わせたカタカナ言葉の定着の試みが台無しになるような気がします。
因みにチェニックは、ジャケットの説明で用いられている事から、外着である事が伺え、ジャケットの説明で、丈の短いチェニックという表現が使われているので、丈の長いジャケットをチェニックと言うのでは?と。
ここまでくると、カタカナ表記の洋装の表現は、かなり適当な言葉が割り当てられている気がします。
スーツにジレは必須。無いのは略装です。
とか書かれていると、笑っちゃっても良いような話の様です。
■「今パーカーって言わないの?」聞きなれないファッション用語に戸惑い
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=6748891
ファッションの流行は移り変わりが激しいものですが、それに伴うように「ファッション用語」も日々聞きなれない言葉が流行っては廃れを繰り返しています。ファッション雑誌や情報番組を見て「え?何それ?」と思う言葉が出てきた、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】
「え……今もう……パーカーって言わないの……?じゃァ……あたしが今着てるパーカーは……なんて呼ぶの……?元パーカー……?」
ツイッターにてこのようにつぶやいた超∞ウツボのぴの(歯磨き粉)さん(@pino_pono3)。どうやら自身が着用しているパーカの名称について、現在は違う名前で呼ばれている、ということを知った模様。ちなみに……細かいですが「パーカー」も「パーカ」と切るのが正しい表記となります。
ぴのさんが着ていたのはいわゆるスウェット生地のパーカ。実は一般的に知られているスウェット生地のパーカは正確には「フーディ(Hoodie)」と呼ばれ、「パーカ(Parka)」は本来フードがついたダウンや中綿のアウターを指す言葉。海外では分けて表記されていますが、日本ではこれらをひっくるめて「パーカ」と呼ばれているのです。
とはいえ日本においての「フーディ」は、ファッション感度の高い方が使う言葉であるため、これまで通りスウェット生地でも「パーカ」で十分通じると言えるでしょう。筆者自身長くアパレルに携わっておりましたが、「フーディ」という言葉はほとんど使ったことはありません。
この投稿には多くの方が「え?パーカーと呼ばずに何と呼ぶのですか……?」「嘘……でしょ……いつ改名したの……」と驚きの反応が多く寄せられており、大多数の方が「パーカー」呼びで通してきた模様。この反響を受け、ぴのさん自身もこれからも変わらず「パーカー」で通すだろうと確信したとのこと。
他にも「スパッツとレギンス」「とっくりとタートルネック」「ベストとジレ」など、同じような意味でありながら呼び方が異なるものがファッション用語にはたくさんありますが、無理に使う必要はなく何よりもまずは意味が通じる事が大事。その上で必要に応じて新しい言葉を取り入れてみる、という使い方で良いのかなと感じます。
<記事化協力>
超∞ウツボのぴの(歯磨き粉)さん(@pino_pono3)
(山口弘剛)
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